■2017年度(平成29) 年間テーマ“翻訳”

 【4月例会】通算第394回(4月15日 日本大学)
 [テーマ発表]
 翻訳書の可能性を探る
 ―中国語訳『源氏物語』(豊子愷訳・林文月訳)を中心に― 笹生美貴子 
 [自由発表]
 狂言綺語(いかれことば)と固有名
 ―演能空間における、「歓待」の作法としての「名指し」と「名告り」の行為遂行的機能― 深澤徹

 【5月例会】通算第395回(5月20日 学習院大学)
 [自由発表]
 「山の端近き心地する」薫 ―「椎本」巻の語りと暦象想像力 上原作和
 [テーマ発表]
 
源氏物語アーサー・ウェイリー訳の気づきと振り返り ――〈突然〉をめぐって――  三田村雅子

 ■2016年度(平成28) 年間テーマ“主体”


 【4月例会】通算第385回(4月16日 日本大学)
 [自由発表]
 継承される古典
   ―『源氏物語』古注釈抄出本文から藤原定家編纂・校訂本文を考える 上原作和

 [テーマ発表]
 かたどる欧米語とかたらう日本語
   ―演能の〈場〉におけるアイ(間)の「かたり」のはたらきをめぐって― 深澤徹

 【5月例会】通算第386回(5月28日 学習院大学)
 [自由発表]
 『源氏物語』の〈血筋〉の特化のゆくえ 長谷川政春
 [テーマ発表]
 『源氏物語』「雨夜の品定め」の一考察
   ――かたる(語る・談る・騙る)主体の対象・欲望・幻想―― 西野入篤男

 【6月例会】通算第387回(6月18日 立教大学)
 [自由発表]
 三巻本『枕草子』「説経の講師は」の〈今〉と〈昔〉 石垣佳奈子
 [テーマ発表]
 記録テクストの主体と思想―任大臣儀を例として― 中丸貴史

 【7月例会】通算第388回(7月16日 神奈川大学)
 [自由発表]
 私家集の「形見」の歌 杉浦和子
 [テーマ発表]
 『狭衣物語』のちぐはぐな語り
   ――「語る権威」「語る主体」についての考察―― 鈴木泰恵

 【第50回大会】(2016年8月22日~24日 熱海温泉 ホテル・サンミ倶楽部)
 [シンポジウム]「主体化という動態―他者・欲望・語り」(22日・23日午前)
 (司会 西野入篤男)
 第三者が見る文―平安王朝物語を中心に― 武藤那賀子
 輻輳する主体/欲望―谷崎潤一郎「卍(まんじ)」の語りを中心に― 田村美由紀
 カタリの亡霊論(hantologie)的転回にむけて、
    あるいは欲望としての語りと不在の表象 高木信
 ネオリベ社会―普通精神病社会における主体と物語 樫村愛子

 [自由発表](23日午後・24日)
 物語/詩歌の文法体系論 藤井貞和
 『源氏物語』続篇の「ましかば」―竹河巻・蜻蛉巻を中心に― 吉澤小夏
 柏木物語における『竹取物語』引用―「心ざし」の語から 江口郁海

 【9月例会】通算第389回(9月18日 お茶の水女子大学)
 [自由発表]
 『太平記』巻二一「塩冶判官讒死事」における〈ツレ平家〉
   ――語り・記・あるいは〈声〉  安松拓真
 [テーマ発表]
 『とりかへばや』女中納言の自我と無意識  福里将平

 【11月例会】通算第390回(相模女子大学)
 [自由発表]
 『源氏物語』輻輳化される「ありし」
  ―夕顔、女三の宮、女一の宮、浮舟をめぐって―  堀江マサ子
 [テーマ発表]
 『源氏物語』主体と他者の関係性――玉鬘十帖の「ことつく」を通して  蕗谷雄輝

 【12月例会】通算第391回(青山学院大学)
 [合評会]
 『物語研究』16号 合評会

 【1月例会】通算第392回(立正大学)
 [テーマ発表]
 句題詩テクストの作法と主体―『右中記部類紙背漢詩集』を中心に―  布村浩一
 [自由発表]
 「総角」巻における『伊勢物語』四十九段引用の方法  竹田由花子

 【3月例会】通算第393回(3月18日 日本大学)
 〈ミニ・シンポジウム〉「古代の日本語文学と主語・人称・待遇」
 (司会:津田博幸)
 水野雄太「「主客未分」への抵抗――『源氏物語』藤袴巻の語りを通して」
 布村浩一『古今集』の敬語表現と主体/客体、人称
 猪股ときわ「『古事記』の歌の「われ」をめぐって」

 ■2015年度(平成27) 年間テーマ“規範化”

 【4月例会】通算第376回(4月18日 日本大学)
 [自由発表]
 平成版「横書(がくもん)ノスゝメ」
    ――『愚管抄』にみる「カタカナ表記」のパフォーマティヴ 深澤徹

 [テーマ発表]
 「――化」からの物語学
    ――「規範化」「イデオロギー化」「内面化」「主体化=服従化」―― 西野入篤男

 【5月例会】通算第377回(5月16日 学習院大学)
 [自由発表]
 学習院本「藤袴」巻:鎌倉写本(榊原本僚帖)における巻末独自異文 
                               武藤那賀子・富澤萌未・竹田由花子
                                              
 [テーマ発表]
 人物呼称と読者―『源氏物語』伺候者体系論序― 池田大輔

 【6月例会】通算第378回(4月18日 日本大学)
 [自由発表]
 若年寄柏木=エクリチュールの人 神田龍身

 [テーマ発表]
 『源氏物語』における「ことつく」の機能と意味について 蕗谷雄輝

 【7月例会】通算第379回(7月18日 神奈川大学)
 [自由発表]
 『いはでしのぶ』似ること・見ることの相関関係―二位中将物語を中心に 毛利香奈子

 [テーマ発表]
 枕草子の「規範」学 三田村雅子

 【第49回大会】(8月17日~19日 ホテルあかね)
 [自由発表]
 村上春樹『1Q84』は、「どのように」叙述されているのか
   ――日本語で読むことの意味を端緒に、散文叙述性の検証―― 東原伸明

 [テーマ発表]
 基本構造論(年間テーマ〈規範化〉に寄せて) 藤井貞和

 [自由発表]
 『源氏物語』における記憶の機能――少女巻での朱雀院行幸―― 井川みなみ

 [シンポジウム]規範化と亡霊たち
 (司会:西野入篤男)
 井上内親王の怨霊化―『水鏡』を中心に― 本橋裕美
 「亡霊」が宿る場所 津田博幸
 〈亡霊〉に呼びかけられる、
   あるいは規範化される/規範化から逃走する死者たち 高木信
 「奇妙な果実」
   ―William Faulknerの“Shall Not Perish”につきまとうもの 越智博美

 [自由発表]
 思うままの手紙――『源氏物語』の手紙の読み方―― 篭尾知佳)

 【9月例会】通算第380回(9月19日、お茶の水女子大学)
 [自由発表]
 桐壺更衣の母の発言「くれまどふ心の闇も耐へがたき
   片端をだに晴るくばかりに」は歌ではないのか スエナガ・エウニセ

 [テーマ発表]
 「語ること」の規範と逸脱―薫と浮舟の内面と人称、文体をめぐって― 水野雄太

 【11月例会】通算第381回(11月21日 学習院大学)
 [自由発表]
 平安後期物語における『催馬楽』 山田貴文

 [テーマ発表]
 「規範」を語りかけられる女君たち―虫めづる姫君・かぐや姫を中心に― 松岡智之

 【12月例会】通算第382回(12月19日 相模女子大学)
 [機関紙合評会]
 『物語研究』第15号 合評会 津田博幸 高木信 長谷川政春 伊藤禎子 鈴木貴子 阿部好臣
 [合評会]
 松山典正氏『『源氏物語』アイロニー詩学 玉鬘十帖の語り』合評会 西野入篤男 笹生美貴子

 【1月例会】通算第383回(1月23日 立正大学)
 [自由発表]
 光源氏の「君に袖振る」青海波 橋本ゆかり
 [合評会]
 堀江マサ子著『源氏物語の―「今」 時間と衣食住の視点から』 原岡文子 吉井美弥子

 【3月例会】通算第384回(3月19日 日本大学)
 [ミニシンポジウム〈厄災と物語〉]
 東日本大震災と日本文学 木村朗子
 橋をかける 災厄と危機の時代、宗教学、近代日本語詩歌 中西恭子
 ミニシンポジウム「災厄と物語」に寄せて、西洋古代史研究者の立場から 小坂俊介

 ■2014年度(平成26) 年間テーマ“物語のパフォーマティヴ”


 【4月例会】通算第367回(4月19日、日本大学)

 [自由発表]
 陶山裕有子への応答責任
  ―ゆらぐ歴史叙述と、そのなかでの『今鏡』の位置― 深澤徹

 [自由発表]
 『鯨珠記』を読む 中丸貴史

 【5月例会】通算第368回(5月17日、学習院大学)

 [自由発表]
 柏木物語における『伊勢物語』の影響
  ――六十五段を中心とした考察―― 竹田由花子

 [テーマ発表]
  「道すがら」というパフォーマティブ 吉澤小夏

 【6月例会】通算第369回(6月21日、立教大学)

 [自由発表]
 論理上の文法と表出する文法 藤井貞和

 [テーマ発表]
 演能空間における「固有名」のパフォーマティブ
  ―あるいは反固有名としての「翁」のトポス― 深澤徹

 【7月例会】通算第370回(7月19日、神奈川大学)

 [自由発表]
 浮舟と「物語」―〈まこと〉と〈そらごと〉の狭間― 水野雄太

 [テーマ発表]
 反復される斎宮と密通の語り
  ―『小柴垣草紙』が語る〈禁忌〉の恋を中心に― 本橋裕美

【第43回大会】(8月18日~20日、国立法人奈良女子大学)
 [シンポジウム]物語のパフォーマティヴ」
 (司会:吉澤小夏 コメンテーター:深澤徹)
 古事記歌謡の叙事と行為遂行性 猪股ときわ
 源氏物語の語り手の女房のトポロジー 高橋亨
 『源氏物語』に語られる侍女を視点として物語のパフォーマティヴを考える 池田大輔

 [自由発表]
 「大炊殿と思しき屋」の光源氏の聖空間 畑恵里子
 薫と宇治の八宮――「無根信」を手掛かりに―― 阿部好臣

 [自由発表]
 『うつほ物語』の清原家の学問の進講――「献家集」と進講―― 武藤那賀子

【9月例会】通算第371回(9月20日 日本大学)
 [テーマ発表]
 源氏物語〈異性愛場〉のパフォーマティヴィティ 斉藤昭子
 [ 合評会 ]
 津田博幸『生成する古代文学』(2014年、森話社) 武藤那賀子・高木信

【10月例会】通算372回(10月18日 青山学院大学)
 [テーマ発表]
 和歌のパフォーマティビティ―近江君における「笑いの地平」から― 久富木原玲
 [自由発表]
 源氏物語と「三史五経」 日向一雅 

【12月例会】通算373回(12月20日 相模女子大学)
 [合評会]
 縄手聖子『今様のなかの〈表象〉 』合評 助川幸逸郎・伊達舞
 [機関誌合評会]
 『物語研究』第14号 合評会 三田村雅子・津田博幸・湯淺幸代・勝亦志織・吉澤小夏

【1月例会】通算374回(1月24日 上智大学)
 [自由発表]
 安中(村岡)花子の青春を読む―『少女画報』掲載の幻の作品を中心に― 三村友希
 [自由発表]
 源氏物語「思ひ知る」「思い知らず」考 三田村雅子

【3月例会】通算375回(3月21日 日本大学)
 [ミニ・シンポジウム]
 女性差別は「仏教」か? 松岡智之
 儀礼にこめられた願い-『三宝絵』と『源氏物語』- 藤村安芸子
 天神信仰と帝釈天信仰―須磨流離の背景― 袴田光康

  〈牛頭栴檀〉と薫―彼方の仏の世界を模索する 阿部好臣

 ■2013年度(平成25) 年間テーマ“物語のパフォーマティヴ”

 【4月例会】通算第358回(4月20日、日本大学)

 [自由発表
 『大和物語』が構築する人間関係
  
~第93段における藤原敦忠を始発として~ 勝亦志織

 テーマ発表
 小宰相から小野小町への線を多方向に引き延ばす、
 あるいは「引用」のポリティクス
  ―『平家物語』、謡曲、古註釈を横断して、拓かれ/裂かれる― 
高木信

 【5月例会】通算第359回(5月18日、学習院大学)

 [合評会]
 『「記憶」の創生―〈物語〉1971-2011』
  評者:富澤萌未・高木信・吉澤小夏・三村友希池田大輔・本橋裕美・西本香子
  編集長:阿部好臣

 テーマ発表
 言説がパフォーマティヴであるということ
  ―源氏物語の夕顔巻と能「夕顔」・「半蔀」― 
斉藤昭子

 【6月例会】通算第360回(6月15日、立教大学)

 [テーマ発表
 物語のパフォーマティヴ
  ―形容詞・形容動詞を中心に 富澤萌未


 [合評会]
 吉野瑞恵[著]
  『王朝文学の生成 『源氏物語』の発想・「日記文学」の形態』 原岡文子・津島知明


 【7月例会】通算第361回(7月20日、神奈川大学)

 [テーマ発表
 やまと歌のパフォーマティヴィティ
  ~折口信夫の古典和歌論を中心に~ 助川幸逸郎


 [合評会]
 野村倫子[著]
  『『源氏物語』宇治十帖の継承と展開 女君流離の物語』 松岡智之・千野裕子

 【第42回大会】(8月19日~21日、愛知県犬山市、臨江館)

 [シンポジウム]物語のパフォーマティヴ
 (司会:斉藤昭子・吉澤小夏、コメンテーター:安藤徹・木村朗子)
 虚/実皮膜のパフォーマティブ 兵藤裕己
 劇と暮せば 藤井貞和
 〈劇の文学〉とジェンダー・パフォーマティヴ 有元伸子

 [テーマ発表
 近江君のパフォーマンス―笑いの歌の地平 久富木原玲

 [自由発表]
 『恋路ゆかしき大将』における女君の造型―梅津女君を中心に― 横山理恵
 『源氏物語』の死の変容―「おぼろけ」の遺言 塩見優

 【9月例会】通算第362回(9月21日、相模女子大学)

 [自由発表
 『源氏物語』における須磨の空間表現 岩森円花

 [テーマ発表
 いちしるき主体構築―『愚管抄』にみる、カタカナ表記のパフォーマティブ 深澤徹

 【10月例会】通算第363回(10月19日、青山学院大学)

 [自由発表
 水辺の浮舟―〈水まさる川〉〈みかさまさる袖〉をめぐって― 三村友希

 [テーマ発表
 書写というパフォーマンス・読みのパフォーマティブ 三田村雅子

 【12月例会】通算第364回(12月21日、明治大学)

 [合評会]
 『物語研究』第13号
  西山登喜・布村浩一・鈴木貴子・三田村雅子・長谷川政春

 【1月例会】通算第365回(1月25日、神奈川大学)

 [自由発表
 『今とりかへばや』における〈母〉の位置づけをめぐって 伊達舞

 [自由発表
 「朔日頃の夕月夜」の詩学―「浮舟」巻別注と木下宗連 上原作和

 【3月例会】通算第366回(3月15日、日本大学)

 [ミニシンポ]「夢と語り」
 (コメンテーター:阿部好臣、司会:三村友希)
 「中国古典籍の「夢」と心・魂・身体の諸相」 西野入篤男
 平安期物語文学の夢
  ―〝夢実現の共同体〟の視座から― 笹生美貴子
 夢のフェティシズム/夢のディスクール 高木信
 物語化としての夢の解釈 河東仁


 ■2012年度(平成24) 年間テーマ“虚×実”


 【4月例会】通算第349回(4月21日、日本大学)

 [テーマ発表
 「虚実」の審判を超えて―『枕草子」日記回想段を読む 津島知明

 [合評会]
 阿部好臣[著]
  『物語文学組成論Ⅰ 源氏物語』 吉井美弥子・圷美奈子
  『物語文学組成論Ⅱ 創生と変容』 兵藤裕己・八島由香


 【5月例会】通算第350回(5月19日、学習院大学)

 [自由発表
 『大和物語』〈前半〉の終段について 近藤さやか

 [テーマ発表]
 〈見立て〉で景を描写することの意味について 布村浩一


 【6月例会】通算第351回(6月16日、立教大学)

 [自由発表
 『今とりかへばや』の〈家〉への意識
  ―〈血脈〉上の子どもから〈家〉のための子どもへ― 伊達舞

 [テーマ発表]
 鏡物における二つの虚×実 陶山裕有子


 【7月例会】通算第352回(7月21日、神奈川大学)

 [自由発表
 夕顔から玉鬘へ 松山典正

 [テーマ発表]
 後二条師通の彦根詣―病・夢・書物― 中丸貴史

 【第41回大会】(8月20日~22日、千葉県富津市、さゞなみ館)

 [シンポジウム]「歴史は物語である」を越えて―「虚×実」が拓く〈物語〉の可能性―
 (司会:高木信、コメンテーター:笹生美貴子・宗雪修三)
 物語を支える時間の揺らぎ
  ―『源氏物語』帝たちの時間を中心に― 本橋裕美
 代替の歴史と欲望の転移 吉田司雄
 物語が超えられるとき― 歴史の物語り理論・その後 ― 鹿島徹

 [自由発表]
 賀茂真淵の思想と文学観―『源氏物語新釈惣考』を中心に ローレン・ウォーラー
 『土左日記』の言説分析(世界初演)
  ―「和歌」と「地の文」の曖昧な関係性を焦点に― 東原伸明
 平安物語研究は九世紀を見捨てたのか?―歌語り定置のために 藤井貞和
 『うつほ物語』の琴・学問・手本
  ―全てを担う仲忠とそれを継承する者たち― 武藤那賀子


 【9月例会】通算第353回(9月15日、明治大学)

 [自由発表
 少女巻の春秋優劣歌と『宰相中将伊尹君達春秋歌合』
  ―「春秋のあらそひ」の先例を問う― 島本あや

 [テーマ発表]
 虚構の強弱―『竹取物語』と『源氏物語』とを中心に― 松岡智之


 【10月例会】通算第354回(10月20日、青山学院大学)

 [自由発表
 三巻本『枕草子』の〈始まり〉と〈終わり〉 石垣佳奈子

 [自由発表]
 夏目漱石『虞美人草』に見る、馬琴の〈影〉

  ―三谷邦明のいう「躾糸」を手がかりとして― 深沢徹

 【12月例会】通算第355回(12月15日、相模女子大学)

 [自由発表
 明石一族の対構造―呼称を手掛かりに― 照井裕子

 [合評会]
 『物語研究』第12号 笹生美貴子・橋本ゆかり・勝亦志織・深澤徹

 【1月例会】通算第356回(1月26日、上智大学)

 [自由発表
 謝六逸と日本古典文学
  ―中国における物語文学受容の草創期を探る― 西野入篤男


 [合評会]
 鈴木貴子[著]
  『涙から読み解く源氏物語』 斉藤明子・鈴木泰恵

 【3月例会】通算第357回(3月16日、日本大学)


 [ミニシンポ] 「古代中国音楽と平安文学」
 (コーディネーター:原豊二)
 古代日本文学と中国の琴曲・音楽説話 正道寺康子
 平安期物語文学における琴―和漢比較の立場から 笹生美貴子
 『菅家文草』の「琴」―『琴操』「白駒」との影響関係を中心に 佐藤信一

 中国出土の古代楽器と音楽文化 王維坤(西北大学教授)

 ■2011年度(平成23) 年間テーマ“虚×実”


 【4月例会】通算第340回(4月16日、日本大学)

 [自由発表]
 宇治十帖の仏教―芹摘み説話と常不軽― 阿部好臣

 [テーマ発表]
 「出来事」の語り手と行為体 木村朗子

 【6月例会】通算第342回(6月18日、立教大学)

 [テーマ発表]
 光源氏の欲望構造と玉鬘―虚実入り乱れる六条院 伊勢光

 [合評会]
 畑中恵里子[著]
  『王朝継子物語と力―落窪物語からの視座―』 長谷川政春・西山登喜

 【7月例会】通算第343回(7月16日、明治大学)

 [40周年記念シンポジウム]
 「童」性は男か女か?初期散文叙述の特性検証
  ―『土佐日記』から『源氏物語』叙述への補助線― 東原伸明
 物語における物語―『狭衣物語』から― 千野裕子
 インターテクスチュアリティのなかの〈重衡物語〉、あるいはは混線する対話 高木信


 【第40回大会】(8月18日~20日、京都府京都市、京の宿 洛兆)

 [ミニシンポジウム]「ジャンルの特性「神話」・「物語」・「昔話」
              ―天人女房譚(=異類婚姻譚)を手がかりとして―」
 (司会:東原伸明、コメンテーター:西本香子、今井俊哉)
 神話テキストにおける天人女房譚
  ―天女・呪力・権威の関係を考える― ローレン・ウォーラー
 物語と「求婚譚」 伊藤禎子
 民話の実践と昔話研究との婚姻
  ―あえて消滅したジャンルとして昔話をとらえてみる― 野村典彦

 [テーマ発表]
 『源氏物語』の「虚×実」―「帝の御妻をも過つたぐひ」― 高橋麻織
 語りの信憑を、いかに捏造するか―水村美苗著『本格小説』を題材にして 深澤徹

 [自由発表]
 『苔の衣』に於ける春巻~秋巻と冬巻の断絶について
  ―『法華経』引用、『住吉物語』引用を手がかりに ― 大橋正行
 『うつほ物語』における手紙―可視化される人物関係― 武藤那賀子

 【9月例会】通算第344回(9月17日、学習院大学)

 [自由発表]
 「薬子の変(乱)」の波紋としての「歴史語り」・文学・伝承
  ―第二次世界大戦時から中世・古代へと遡る― 久富木原玲

 [テーマ発表]
 『源氏物語』六条御息所母娘における〈虚×実〉 本橋裕美

 【10月例会】通算第345回(10月15日、青山学院大学)

 [自由発表]
 紫の上との対比に見る玉鬘の呼称
  ―特殊な語り手による女君の造形― 麻生裕貴

 [テーマ発表]
 『源氏物語』における紫上の偽死―生死の〈虚×実〉 塩見優


 【12月例会】通算第346回(12月17日日本大学)

 [合評会]
 『物語研究』第11号 勝亦志織・高木信・西野入篤男・本橋裕美
 [合評会]
 井野葉子[著]『源氏物語 宇治の言の葉』 吉野瑞恵・原岡文子


 【1月例会】通算第347回(1月28日上智大学)

 [自由発表]
 〈童子女松原〉考 関根賢司 

 [合評会]
 伊藤禎子[著]『『うつほ物語』と転倒させる快楽』 正道寺康子・池田大輔


 【3月例会】通算第348回(3月17日日本大学)

 [自由発表]
 源氏物語における「心の鬼」と「鬼・鬼神」 杉浦和子

 [自由発表]
 土佐日記の和歌 今井俊哉


 ■2010年度(平成22) 年間テーマ“〈見えないこと〉の物語学


 【4月例会】通算第332回(4月17日、日本大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の八宮の死―大君の視点から 塩見優

 [テーマ発表]
 「外部」と「他者」
 
~「ポストモダン思想」と「モノケンの80年代」~ 助川幸逸郎

 【5月例会】通算第333回(5月15日、学習院大学)

 [テーマ発表]
 『狭衣物語』を動かす女房と〈見えないこと〉
  ―女二宮・一品宮の女房を中心に― 千野裕子

 生成する紫の上と紫の上幻想
―〈見えない〉ものと(しての)紫の上 斉藤昭子

 【6月例会】通算第334回(6月19日、立教大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の「おぼゆ」の文末について 北川真理

 [テーマ発表]

 『狭衣物語』の描かれた空間―見えない風をとらえる― 井上眞弓

 【7月例会】通算第335回(7月17日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 『竹取物語』『うつほ物語』における「遣唐使」の記憶 河添房江

 [テーマ発表]

 平野啓一郎『ドーン』における〈見えないこと〉と〈記憶〉 橋本ゆかり


 【第39回大会】(8月19日~21日、静岡県三島市、日本大学・三島校舎)

 [自由発表]
 他者の欲望を繰る女―宇治の中君の戦術 櫻井清華
 『遠野物語』の〈語り〉と〈言説〉―吉本隆明の分析を起点として― 東原伸明
 うつほ物語の「見る」「見ない」 三田村雅子

 [シンポジウム]「映画・演劇・文学を横断する〈見えないこと〉の物語学」
 (司会:鈴木泰恵、コメンテーター:高木信・三村友希)
 シンボルに作用する力、シンボルという力
  ―社会学的な哲学と芸術への観点とは― 楠秀樹
  映画テクストにおける見えないこと 田代真
 〈見えない〉ヒロイン今上帝女一の宮の可視化が物語るもの
  ~宝塚歌劇 源氏物語千年紀頌『夢の浮橋』をめぐって~ 勝亦志織

 【9月例会】通算第336回(9月18日、相模女子大学)

 [自由発表]
 鹿角の蛇―神話的イメージの継承と創造 縄手聖子

 [テーマ発表]

 『源氏物語』「野分」巻の垣間見と「藤袴」巻の恋 佐藤瞳

 【11月例会】通算第337回(11月20日、明星大学)

 [自由発表]
 宇治十帖における匂宮 新田紗穂子

 [テーマ発表]
 佐渡の大島本『源氏物語』のことなど 
坂口昭一・上原作和


 【12月例会】通算第338回(12月18日、日本大学)

 [自由発表]
 『源氏の物語』ということ 長谷川政春

 [合評会]
 勝亦志織[著]『物語の「皇女」―もうひとつの王朝物語史』
 阿部好臣・馬場淳子


 【1月例会】通算第339回(1月22日上智大学)

 [合評会]
 『物語研究』第10号 吉田司雄・松岡智之・中丸貴史・斉藤昭子・笹生美貴子・布村浩一


 【3月例会】
 *東日本大震災の影響により中止。

 ■2009年度(平成21) 年間テーマ“〈見える/見えない〉の物語学”

 【4月例会】通算第323回(4月18日、日本大学)

 [自由発表]
 『宇治十帖』時間の論理 ―出来事で暗示の時の表現― 堀江マサ子

 [テーマ発表]
 見えないものへの思考―残存としての黒主 内藤まりこ

 【5月例会】通算第324回(5月16日、駒沢大学)

 [自由発表]
 六条院の女楽 ―六条院王権による礼楽思想から― 李興淑

 [テーマ発表]
 見えざる未来を垣間見させる文学 ―「今様」と平安後期文学― 鈴木泰恵

 【6月例会】通算第325回(6月20日、立教大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の文末表現
  ―「見ゆ」「見えたり」「見えたまふ」「見えたまへり」を中心に― 北川真理

 [テーマ発表]
 「私」説から「秘説」へ―『原中最秘抄』の學藝史― 上原作和

 【7月例会】通算第326回(7月18日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 六条院の女楽―〈妻の座〉・〈母の座〉をめぐる表現構造― 西野入篤男

 [テーマ発表]
 「思ひなしにや」の情報操作 伊藤禎子


 【第38回大会】(8月19日~21日、長野菱野温泉「常磐館」)

 [自由発表]
 『源氏物語』侍女考―末摘花物語と二人の侍女― 池田大輔
 〈風景〉による認識―源氏物語の空間の叙法 松井健児
 NEXT TEXT2 今井俊哉
 廃王〉をめぐる狩猟伝承―『源氏物語』前史 野谷健

 [シンポジウム]「見える/見えないの〈物語学〉」
 (司会:橋本ゆかり、コメンテーター:井上眞弓・小森潔)
 小説家の眼差しの彼方に―泉鏡花「山海評判記」を読む 清水潤
 テニスボーイに見えないもの/『テニスボーイの憂鬱』に見えるもの
  ~「快楽」の80年代問題のために~ 助川幸逸郎
 うつほ物語 種松王国の位相―轆轤師へのまなざし― 西山登喜


 【9月例会】通算第327回(9月19日、青山学院大学)

 [自由発表]
 「男二人して女一人をよばひけり」攷―『平中物語』から『源氏物語』へ― 永井崇大

 [自由発表]
 『土佐日記』一月七日条における『伊勢物語』幻想 近藤さやか


 【11月例会】通算第328回(11月21日学習院大学)

 [自由発表]
 歴史物語における藤氏―〈藤氏物語〉としての『今鏡』― 陶山裕有子

 [テーマ発表]
 大君〈不在〉の存在感―記憶と幻想― 高橋汐子

 [合評会]
 吉井美弥子[著]『読む源氏物語 読まれる源氏物語』 圷美奈子・三田村雅子

 【12月例会】通算第329回(12月19日日本大学)

 [自由発表]
 花散里の人物像に関する一考察―光源氏との贈答歌から考える― 布村浩一

 [自由発表]
 紫の上をまなざす夕霧 ―〈涙〉と視線の関係― 鈴木貴子


 【1月例会】通算第330回(1月23日上智大学)

 [合評会]
 『物語研究』第9号 塩見優・池田大輔・高橋麻織・鈴木泰恵

 [合評会]
 三村友希[著]『姫君たちの源氏物語』 原岡文子・松岡智之


 【3月例会】通算第331回(3月20日明治大学)

 [ミニシンポ] 「物語―和歌と皇女をめぐって―」
 (コメンテーター:松岡智之、司会:布村浩一、コーディネーター:松田行子)
 『落窪物語』の男君の求婚歌 畑恵里子
 皇女・歌詠・法文―選子内親王『発心和歌集』をめぐって 岡崎真紀子
 斎宮貝合をめぐって 中村成里


 ■2008年度(平成20) 年間テーマ“古典(学/知/教育)”


 【4月例会】通算第314回(4月19日、日本大学)

 [自由発表]
 『うつほ物語』の後宮政策─朱雀・今上帝の治世を中心に─ 湯浅幸代

 [テーマ発表]
 「廿巻本源氏物語絵巻」詞書の本文史―男と女と母たちの恋
  〈源有仁所持本〉系統の『源氏物語』〈本文系譜〉仮設の試み 上原作和

 【5月例会】通算第315回(5月17日、駒澤大学)

 [自由発表]
 紫の上の〈我は我〉意識 三村友希

 [テーマ発表]
 和歌と技術―「歌つくり」の方法論 内藤まりこ

 【6月例会】通算第316回(6月21日、立教大学)

 [自由発表]
 源氏物語の文末表現―「けり」の表現形式を中心に― 北川真理

 [テーマ発表(トークセッション)]
 幻の「源氏物語絵巻」をもとめて 小嶋菜温子・稲本万里子

 【7月例会】通算第317回(7月19日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 落窪物語研究―<飲食>表現をめぐって 石井香織

 [テーマ発表]
 菅原道真という〈古典知〉―玉鬘物語のために― 阿部好臣

 【第37回大会】(8月18日~20日、ウェルシティ湯河原〈湯河原厚生年金会館〉)

 [自由発表]
 『源氏物語』桐壺帝の「院政」志向と皇位継承決定権
  ―『栄花物語』「松のしづえ」巻との往還― 高橋麻織
 「波の底なる久かたの空」貫之的鏡像宇宙と水平他界観
  ―古代散文文学史朔行『土佐日記』から『古事記』・『風土記』へ― 東原伸明
 言語生成の現場としての物語―文法態の詩学 藤井貞和

 [シンポジウム]「見えないものからの〈古典知〉」
 (司会:内藤まり子、コメンテーター:深津謙一郎・山本ひろ子)
 〈文選博士〉考―吉備真備・大江匡房・安倍晴明をむすぶもの 増尾伸一郎
 「妣が国」からの古典知 兵藤裕己
 隠された異神たち―摩多羅神・新羅明神・赤山明神 川村湊

 【9月例会】通算第318回(9月20日、日本大学)

 [自由発表]
 「紫草」の表現史 ―「紫のゆかり」を尋ねて― 圷美奈子

 [テーマ発表]
 『讃岐典侍日記』における堀河院の身体
  ―権威ある古典としての『栄花物語』― 中村成里

 【11月例会】通算第319回(11月15日、学習院大学)

 [自由発表]
 柏木物語における『伊勢物語』引用
  ―『伊勢物語』四十九段・『うつほ物語』仲澄を通して― 丹藤夢子

 [自由発表]
 「若菜」論序―書かれた物語における書くことの論理の席巻 神田龍身

 【12月例会】通算第320回(12月20日、相模女子大学)

 [自由発表]
 うつほ物語〈モノ〉が見せる相関図
  ―「再贈与」に秘められた女たちの牽制と闘争― 西山登喜

 [合評会]
 『物語研究』8号(テーマ編) 助川幸逸郎・松岡智之

 【1月例会】通算第321回(1月24日、清泉女子大学)

 [合評会]
 『物語研究』8号(自由論文編) 高木信・伊藤好英・土居奈生子・岡田ひろみ・今井久代
 (司会:上原作和)

 【3月例会】通算第322回(3月21日、明治大学)

 [ミニシンポ] 「古典―知と〈見えないもの〉」
 (司会:樋口大祐、コメンテーター:馬場淳子・勝亦志織)
 古典的公共圏と他者 前田雅之
 花園天皇の学問と鎌倉末期宮廷社会 市沢哲
 『太平記』のニヒリズム 大津雄一
 古典知の〈実学〉化へ向けて 深澤徹

 ■2007年度(平成19) 年間テーマ“古典(学/知/教育)”

 【4月例会】通算第305回(4月21日、白百合女子大学)

 [テーマ発表]
 語り・問答における古典知―院政期初期を中心に― 陶山裕有子

 [自由発表]
 『源氏物語』の中の〈記憶〉と〈恋の鎮魂〉―男と女と母たちの恋 橋本ゆかり

 【5月例会】通算第306回(5月26日、日本大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の桐壺巻冒頭の一文について
  ―「ありけり」の主語は「更衣」か ― 北川真里

 [自由発表]
 「別れ路に添へし小櫛」が繋ぐもの―朱雀院と秋好中宮の恋― 本橋裕美

 【6月例会】通算第307回(6月16日、立教大学)

 [自由発表]
 『栄花物語』における後一条院 中村成里

 [自由発表]
 『狭衣物語』の中での六条斎院物語歌合引用 松田行子

 【7月例会】通算第308回(7月21日、日本大学)

 [自由発表]
 回帰した「光る君」―特異な巻末の物語るもの 越野優子

 [テーマ発表]
 『源氏物語聞録』の成立と筆録者について 湯浅幸代

 【第36回大会】(8月20日~22日、栃木県塩原温泉「かもしか荘」)

 [自由発表]
 源氏物語の〈嫉妬〉─組成の実相─  阿部好臣
 女もしてみむとてするなり」『土佐日記』の虚構の方法
  ─劣位項の脱構築もしくは象徴的な〈女〉への共感の論理― 東原伸明
 子どものための源氏物語
  ―青い鳥文庫『源氏物語 あさきゆめみし』を中心に― 三村友希

 [テーマ発表]
 《歌物語》の主題と手法─『伊勢物語』「梓弓」などの場合─ 圷美奈子
 山陰歴史館所蔵七弦琴に関わる近世・近代の〈学〉的体系の考察
  ─国学・漢学・琴学の横断をめぐって─ 原豊二
 新しい〈王権〉徳川将軍のための〈王朝絵画〉の創生 松島仁

 【9月例会】通算第309回(9月15日、白百合女子大学)

 [自由発表]
 『落窪物語』女君の婚姻譚―父中納言家から逃れるまで― 酒井朱夏

 [テーマ発表]
 明治末年の『源氏物語』 助川幸逸郎

 【11月例会】通算第310回(11月17日、学習院大学)

 [自由発表]
 夕霧と落葉宮―後見をめぐって― 石井宏枝

 [テーマ発表]
 『源氏物語』教材化の歴史と実態分析―戦後の高等学校教科書における― 布村浩一

 【12月例会】通算第311回(12月15日、立教大学)

 [テーマシンポジウム]
 小林秀雄『本居宣長』論 関根賢司
 清水好子の文体論 井野葉子
 益田勝実『火山列島の思想』再読―「今から見る古代・古代からみる今」 阿部好臣

 【1月例会】通算第312回(1月26日、清泉女子大学)

 [合評会]
 『物語研究』第7号 松岡智之・西野入篤男・伊藤禎子・高木信・小川豊生
 (司会:木村朗子)

 [自由発表]
 声と主体―モノ語りの語り手と地霊の信仰― 兵藤裕己

 【3月例会】通算第313回(3月15日、明治大学)

 [ミニシンポジウム]
 (司会・高木信 コメンテーター 中丸貴史・西野厚志)
 幽霊から心霊へ―近代日本における「霊」言説の変容をめぐって 一柳廣孝
 軍記文学における「亡霊」的なるもの 樋口大祐
 死者の主体を語れるか―他者表象における想像力とジレンマ 北條勝貴
 『雨月物語』と怪異 長島弘明

 ■2006年度(平成18) 年間テーマ“記憶”

 【4月例会】通算第296回(4月15日、日本大学)

 [自由発表]
 六条院世界・「恋」の装置とその機能―地としてのホモ・ソーシャリティ―  斉藤昭子

 [テーマ発表]
 〈隔て〉と〈想起〉  三田村雅子

 【5月例会】通算第297回(5月20日、白百合大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の翻訳による世界観の相違について―中国語訳〈豊子愷〉を中心に
  笹生美貴子

 [テーマ発表]
  王権の空間認識と『源氏物語』の宇治十帖 湯浅幸代

 【6月例会】通算第298回(6月17日、立教大学)

 [テーマ発表]
 記憶の現在―書くことをめぐって― 中丸貴史

 [自由発表]
  源氏物語浮舟巻における紋中紋の技法―イロニーと紋中紋あるいは話系の脱構築
   三谷邦明

 【7月例会】通算第299回(7月22日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 玉鬘の流離と『白氏文集』「傳戎人」  西野入篤男

 [テーマ発表]
 魂の記憶―桐壺更衣から紫上へ―  舘入靖枝

 【第35回大会】(8月21日~23日、龍谷大学)

 [自由発表]
  『源氏物語』の家と女性・二題 小嶋菜温子
  光源氏の元服ー「十二歳」元服を基点とした物語の視界  浅尾広良
  灰を寄せ集める―山田孝雄と谷崎潤一郎訳「源氏物語」―  西野厚志
  『源氏物語』の文章の形成―くり返される言葉を追って―  松岡智之

 [シンポジウム]
    (司会:勝亦志織・三村友希 コメンテーター:上原作和)
  「源氏物語絵巻」と物語の《記憶》をめぐる断章  河添房江
  大島本源氏物語伝説からの飛翔  佐々木孝浩
  読者としての『愚管抄』と、『愚管抄』の読者と  深澤徹
  軍書と正史「本朝通鑑」―十七世紀の書籍史料空間―  藤實久美子

【9月例会】通算第300回(9月16日、フェリス女学院大学)

 [ミニシンポジウム] ”唐物と楽器”
  ―七弦琴を軸にして、その実演を聴く―
   (司会:原豊二)
 古代の日本・中国における琴の受容―理念として、楽器として、文学として―  
   岡部明日香
 「唐物」とは何か?―日本古代史研究の立場からー  皆川雅樹
 (琴演奏プラス解説)  伏見无家

【11月例会】通算第301回(11月18日、青山学院大学)

 [自由発表]
  『源氏物語』における〈狩り〉の記事をめぐって―「いろごのみ論」再考―
    野谷健
  響き合う『うつほ物語』と『源氏物語』―兼明親王をめぐって―
    西本香子

【12月例会】通算第302回(12月16日、学習院大学)

 [自由発表]
  『うつほ物語』統治者たちの〈笑ひ〉―朱雀院の笑いを中心に―
    西山登喜
  この家にさる筋の人出でものしたまはでやむやうあらじ
               ―『源氏物語』における左大臣家と后位― 
    高橋麻織

【1月例会】通算第303回(1月27日、清泉女子大学)

 [合評会]
  物語研究会機関誌『物語研究』第6号 
  (コメンテーター:木村朗子・吉田司雄・八島由香・橋本ゆかり・中村成里・
    勝亦志織・塩見優)

【3月例会】通算第304回(3月17日、明治大学)

 [自由発表]
  「『とりかへばや物語』における女主人公の〈涙〉と身体―『源氏物語』との比較から―」
   鈴木貴子

 [合評会]
  原豊二『源氏物語と王朝文化誌史』(勉誠出版、平成18年)
  (評者:助川幸逸郎・高木信)

 ■2005年度(平成17) 年間テーマ“記憶”

 【4月例会】通算第287回(4月16日、白百合女子大学)

 [自由発表]
 平安貴族社会における仏具、荘厳具の重層的意義―『栄花物語』正編を中心として―
  吉村晶子

 [合評会]
 浅尾広良著『源氏物語の准拠と系譜』(翰林書房、2004年)  湯浅幸代 西本香子

 【5月例会】通算第288回(5月21日、日本大学)

 [テーマ発表]
 想起による「日記」―和泉式部続集日次歌群の方法―  三田村雅子

 [合評会]
 石阪晶子著『源氏物語における思惟と身体』(翰林書房、2004年)  井野葉子 
  吉野瑞恵

 【6月例会】通算第289回(6月18日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 『うつほ物語』に於ける宮の君誕生と女一の宮の母性―いぬ宮誕生場面と比較して―
  西山登喜

 [テーマ発表]
 顕れる怨霊/消えゆく亡霊―中世語り物的世界の窓から―  高木 信

 【7月例会】通算第290回(7月16日、立正大学)

 [自由発表]
 女三の宮の〈幼さ〉―小柄な女の幼稚性―  三村友希

 [テーマ発表]
 源氏物語における「うらやまし」考―過去への回帰―  高橋汐子

 【第34回大会】(8月23~25日、静岡市産学交流センター)

 [自由発表]
 源氏物語絵巻二題―絵巻(関屋巻)と詞書(御法巻)を読む―  三谷邦明
 無量寿仏のメランコリー―『源氏物語』と阿闍世王コンプレックス〈続片〉―  藤井貞和

 [テーマ発表]
 記憶の中の光源氏―源氏物語「竹河」を読む  阿部好臣

 [シンポジウム] “記憶”
   (司会:高木信 三村友希 コメンテーター:松井健児 内藤まりこ)
 記憶の措定をめぐって  ダリン・テネフ
 「記憶」・「古典」・「公共圏」  前田雅之
 記憶/物語 身体/反物語  大胡太郎
 
 【9月例会】通算第291回(9月17日、学習院大学)

 [テーマ発表]
 『恋路ゆかしき大将』における〈表象されざる過去〉
  ―『いはでしのぶ』と対比させながら―  助川幸逸郎

 [合評会]
 物語研究会機関誌『物語研究』第五号  鈴木裕子 吉井美弥子 鈴木泰恵

 【11月例会】通算第292回(11月19日、立教大学)

 [自由発表]
 『伊勢物語』と『古今和歌集』―実名表記章段について―  近藤さやか

 [テーマ発表]
 「記憶」の物語としての『狭衣物語』と平安文学  井上眞弓

 【12月例会】通算第293回(12月17日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 源氏物語論―死者をみつめる  塩見 優

 [テーマ発表]
 中世歌論における過去の時間―記憶と言語との〈間〉をめぐって―  内藤まりこ

 【1月例会】通算第294回(1月28日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の文末表現「なりけり」についての考察  北川真理

 [合評会]
 井上眞弓著『狭衣物語の語りと引用』  助川幸逸郎 下鳥朝代 鈴木泰恵

 【3月例会】通算第295回(3月18日、明治大学)

 [ミニシンポジウム] “異本を読むこと(その課題と可能性)
  ―枕草子における異本問題を起点として
   (司会:小森潔)
 異本枕草子をめぐる偽善と独善  津島知明
 源氏物語古注釈書所引枕草子本文の諸問題  沼尻利通
 近世の「異本」をめぐる諸問題  伊藤善隆

 ■2004年度(平成16) 年間テーマ“子”

 【4月例会】通算第278回(4月17日、白百合女子大学)

 [自由発表]
 姿の構想力―和歌と作庭との思考圏―  内藤まりこ
 〈帝王〉表出の時空―『うつほ物語』「吹上」上下巻、「内侍のかみ」巻―  西本香子
 
 【5月例会】通算第279回(5月15日、日本大学)

 [自由発表]
 仮名文学における夢主の設定―子出生に関する「夢」を見る者達―  笹生美貴子

 [テーマ発表]
 『曾我物語』における〈子〉の背理―土地の名をめぐって  木村朗子
 
 【6月例会】通算第280回(6月19日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 伝国冬本の「ひかるきみ」―桐壺巻を中心に  越野優子
 『源氏物語』の六条院―〈持続〉と〈始原〉からなる時空間―  秋 貞淑
 
 【7月例会】通算第281回(7月17日、立教大学)

 [テーマ発表]
 物語文学と「子」の現在(いま)を問う  橋本ゆかり
 物語文学史における「成熟の喪失」―主人公像の変遷をめぐって―  助川幸逸郎
 
 【第33回大会】(8月23~25日、大阪厚生年金会館ウェルシティ大阪)

 [自由発表]
 『土佐日記』の「澪標」・「難波」・「河尻」  久保田孝夫
 自己言及の射程―『愚管抄』における二人称叙述をめぐって―  深沢徹
 紫式部日記の全体構成―列叙と結束―  山下太郎

 [シンポジウム] “子”
   (司会:橋本ゆかり 西本香子、 コメンテーター:安藤 徹 高木 信)
 アニメーション・メディアと子供についての想像力―「アトム誕生の巻」を中心に―
  米村みゆき
 源氏物語における子供の位置―手紙をめぐって  葛綿正一
 浮舟の場所―源氏物語・宇治十帖における帰心―  石阪晶子
 
 【9月例会】通算第282回(9月18日、学習院大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の呼称「女」―浮舟を中心に―  内藤愛理

 [テーマ発表]
 平安後期物語における親子の諸相―『狭衣物語』を中心にして―  勝亦志織
 
 【11月例会】通算第283回(11月20日、青山学院大学)

 [ミニシンポジウム] “〈身体〉とナラトロジー”
   (司会:助川幸逸郎、コメンテーター:高木 信)
 記憶・身体・表象―「〈身体〉とナラトロジー」を討議するための覚え書―  助川幸逸郎
 ゲーテと身体―晩年の二作品にみられる「人造人間」の主題を手がかりに―
  浅井英樹
 祭祀歌謡の伝承における身体を通した自己―他者関係  内田順子
 身体の他者性について  飯田祐子
 
 【12月例会】通算第284回(12月18日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 紫の上の〈涙〉をめぐって―〈涙〉の齟齬―  鈴木貴子

 [合評会]
 物語研究会機関誌『物語研究』第4号  江戸英雄 松岡智之 内藤まりこ
 
 【1月例会】通算第285回(1月22日、清泉女子大学)

 [ミニシンポジウム] “視覚と物語” 
   (司会:助川幸逸郎、コメンテーター:井上眞弓 中丸貴史)
 源氏物語の絵画的欲望―玉鬘十帖を中心に―  斉藤昭子
 視線・身体・類型―『百人一首像讃抄』の挿絵を「読む」  加藤次直
 「一遍聖絵」における「物語」と視覚表象  水野僚子

 【3月例会】通算第286回(3月19日、明治大学)

 [自由発表]
 源氏物語〈うわさ〉が拓く世界  瀧川典子
 「身を投げたる手まどはし」考―源氏物語の運動動作の表現とその解釈―
  日向一雅

 ■2003年度(平成15) 年間テーマ“父”

 【4月例会】通算第269回(4月19日、東京大学)

 [自由発表]
 伊勢物語論への試み  関根賢司

 [テーマ発表]
 父と母が子を「抱く」とき―光源氏と紫の上のしぐさから―  中村成里
 
 【5月例会】通算第270回(5月17日、日本大学)

 [自由発表]
 非カノン化された源氏物語
  ―「一部の大事」をめぐる言説あるいは源氏物語の〈叛く力〉―  三谷邦明

 [テーマ発表]
 頼長と忠実―その言説―  中丸貴史

 【6月例会】通算第271回(6月21日、学習院大学)

 [テーマ発表]
 『源氏物語』末摘花の影―父・常陸の宮と惟喬親王―  阿部好臣
 立坊争いの中の朱雀院父子
  ―『うつほ物語』国譲下巻「親とあらむ人」小考―  鈴木温子
 
 【7月例会】通算第272回(7月19日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 散佚物語「岩垣沼の中将」物語をめぐって  松田行子
 流浪する女―『今鏡』の語り手の設定―  陶山裕有子
 
 【第32回大会】(8月21~24日)(公開講演会:高知市文化プラザかるぽーと)
          (研究発表会・シンポジウム:高知女子大学)

 [公開講演会] “土佐日記と源氏物語の講演会”
 『土佐日記』の放射するもの―「紀貫之」の解体化―  長谷川政春
 『源氏物語』と〈紀〉―紫式部の想像力を育んだもの―  神野藤昭夫
 源氏物語を吹く風  三田村雅子

 [自由発表]
 『源氏物語』における遅延する・される・させるまなざしの
  交錯について  橋本ゆかり

 [シンポジウム] “父”
 父子像と母子像、そして桐壺帝を模倣する光源氏  原豊二
 朱雀院の〈遺言〉―『源氏物語』若菜巻の始発をめぐって―  湯浅幸代
 「子を知る」父も「人の親」―『源氏物語』における〈父〉としての内大臣―  安藤 徹

 【9月例会】通算第273回(9月20日、立教大学)

 [自由発表]
 国冬本源氏物語を読む―柏木巻と柏木物語を中心に  越野優子
 落葉の宮のゆかりの女性としての位置づけ  永井崇大
 
 【11月例会】通算第274回(11月15日、青山学院大学)

 [自由発表]
 「宇治十帖」における七夕伝説  奥真希子

 [合評会]
 宗雪修三著『源氏物語歌織物』  松岡智之 助川幸逸郎
 
 【12月例会】通算第275回(12月20日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 舟橋聖一の『源氏物語』現代語訳―〈不敬〉と〈好色〉への抵抗  川勝麻里

 [テーマ発表]
 「とはずがたり」の〈父〉と〈母〉  三田村雅子
 
 【1月例会】通算第276回(1月24日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 『うつほ物語』の楼閣から見えてくるもの  伊藤禎子

 [合評会]
 物語研究会機関誌『物語研究』第3号  外山敦子 小森潔 八島由香
 
 【3月例会】通算第277回(3月27日、日本大学)

 [ミニシンポジウム] “翻訳と人称”
   (司会:立石和弘)
 指示語と人称を通してみた古代日本語の統語法  上原作和
 「主客が交錯する」ということ―『枕草子』と「人称」の問題―  津島知明
 文学言語の人称的関係  藤井貞和

 ■2002年度(平成14) 年間テーマ“母”

 【4月例会】通算第260回(4月20日、白百合女子大学)

 [自由発表]
 『うつほ物語』空間の組織図  伊藤禎子

 [テーマ発表]
 栄花物語における母の問題機制  木村朗子
 
 【5月例会】通算261回(5月18日、日本大学)

 [自由発表]
 『いはでしのぶ物語』―一品宮の人物造型をめぐる一考察―  勝亦志織

 [テーマ発表]
 皇位に関わる「父」「母」「子」の相関図―『源氏物語』・桐壺巻を始発として―
  中村成里
 
 【6月例会】通算第262回(6月15日、日本大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の〈結婚〉―「後見」という視座から―  米田真木子

 [テーマ発表]
 道真と是善―巻一・巻二を中心に―  佐藤信一
 
 【7月例会】通算第263回(7月13日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 『在明の別』の奇瑞再考―物語史の主題へ―  竹原邦子

 [テーマ発表]
 「野分」巻の〈語り〉とテクストの連関―ゆかり/形代としての「見る」人夕霧―
  東原伸明
 
 【第31回大会】(8月22~24日、白百合女子大学セミナーハウス)

 [自由発表]
 残らない「廊」・残る「下の屋」の意味するもの
  ―『源氏物語』蓬生巻における末摘花と邸宅―  鈴木温子
 「すさまじきもの」の深淵―朝顔巻の意味するもの―  阿部好臣

 [シンポジウム]“母”
 母という問題機制―物語表象からの視座―  立石和弘 
 光源氏という〈情念〉の始発―序章・源氏物語における〈父〉と〈母〉―  三谷邦明
 〈母なるもの〉の中世?  高木信
 〈変態〉する母とクィアー・ストーリーズ―萩尾望都『イグアナの娘』と吉本ばなな―
  生方智子

 【9月例会】通算第264回(9月28日、立教大学)

 [テーマ発表]
 平安後期物語における〈父〉―その逆説的影響力をめぐって―  助川幸逸郎

 [合評会]
 池田節子著『源氏物語表現論』  松岡智之 宗雪修三
 
 【11月例会】通算第265回(11月16日、青山学院大学)

 [ミニシンポジウム] “歴史と文学(明治以前)”
   (司会:木村朗子)
 「慰め」としての子供―狭衣物語にみる〈親子〉―  スエナガ・エウニセ
 阿仏尼の位置付け―『十六夜日記』を通した社会文学的なアプローチ
  クリスティーナ・ラフィン
 絵/もじ―『扇の草子』をめぐる一考察―  迫村知子
 歴史叙述と物語表象の政治学  立石和弘
 
 【12月例会】通算第266回(12月21日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 紫式部日記における「群れ」へのまなざし  石阪晶子

 [合評会]
 今井久代著『源氏物語構造論―作中人物の動態をめぐって』
  吉野誠・橋本ゆかり
 
 【1月例会】通算第267回(1月25日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 つたえる、つたわる音と声―発する/耳にする実践から考える―  藤久真菜

 [合評会]
 渡辺泰宏著『伊勢物語成立論』  上原作和 宮谷聡美
 
 【3月例会】通算第268回(3月15日、駒澤大学)

 [自由発表]
 紫式部集および源氏物語における篁物語引用の可能性を探る  井野葉子

 [合評会]
 物語研究会機関誌『物語研究』第2号  神田龍身 馬場淳子
 
 ■2001年度(平成13) 年間テーマ“会話/消息”

 【4月例会】通算第251回(4月21日、白百合女子大学)

 [自由発表]
 抗う光源氏―桐壺聖代の論理  湯浅幸代
 『うつほ物語』「俊蔭」巻の世界  正道寺康子
 
 【5月例会】通算第252回(5月19日、國學院大学)

 [自由発表]
 『松浦宮物語』の「万葉の風情」について  朴 南圭

 [テーマ発表]
 <手紙>の中の浮舟物語  三田村雅子
 
 【6月例会】通算第253回(6月16日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 玉鬘、悪御達による「薫」認識―竹河巻試論―  近藤ひなこ

 [テーマ発表]
 対話する『無名草子』・断章―タレミハソラシト―  安藤徹

 【7月例会】通算第254回(7月21日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 源氏物語、そのざわめく声々―「さるは」の考察をもって―  秋 貞淑

 [テーマ発表]
 談話の技術―昔話から世間話へ―  高木史人
 
 【第30回大会】(8月20~22日、白百合女子大学セミナーハウス)

 [自由発表]
 権力再生産システムとしての〈性〉の配置
  ―『とりかへばや物語』から『夜の寝覚』へ―  木村朗子
 秘匿された〈歌〉の位相―『源氏物語』若紫・あるいは歌の父母―  阿部好臣
 菅原道真に於ける「旅」について―『菅家後集』を中心に―  佐藤信一

 [シンポジウム]  “会話/消息”
 〈手紙〉をめぐる紫の上物語  三村友希
 浮舟物語と会話  宗雪修三
 宇治大い君生存伝承―会話/消息の物語人称など―  藤井貞和
 
 【9月例会】通算第255回(9月22日、立正大学)

 [自由発表]
 栄花物語・楚王のゆめ巻序説―はつはなとつぼみ花―  佐藤正彦
 讃岐典侍日記考―12世紀というコンテクストの中で―  中村成里
 
 【11月例会】通算第256回(11月24日、日本大学)

 [自由発表]
 浮舟物語の「問」と「答」  石阪晶子

 [合評会]
 物語研究会機関誌『物語研究』第1号  神田龍身(レジュメ参加) 西本香子 
  三浦則子 湯浅幸代
 
 【12月例会】通算第257回(12月15日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』老女房・弁の「昔物語」―薫の〈原点回帰〉の契機として―  外山敦子
 物語と居住空間―塗籠と籠もりの空間について―  橋本ゆかり
 
 【1月例会】通算第258回(1月26日、日本大学)

 [自由発表]
 『浜松中納言物語』についての一考察  八島由香
 浮舟の山橘  井野葉子
 
 【3月例会】通算第259回(3月23日、立教大学)

 [自由発表]
 徳川・五島本「源氏物語絵巻」絵合・松風  稲本万里子

 [合評会]
 高木信著『平家物語・想像する語り』  助川幸逸郎 猪股ときわ
 
 ■2000年度(平成12) 年間テーマ“区分・領域(テリトリー)”

 【4月例会】通算第242回(4月15日、日本大学)

 [自由発表]
 『うつほ物語』における装束―手紙の使に被ける装束を中心に―  三浦則子

 [テーマ発表]
 古典と大衆文化―昭和二十年代の『源氏物語』をめぐる言説―  立石和弘
 
 【5月例会】通算第243回(5月20日、明治大学)

 [自由発表]
 『土佐日記』における「パロディー」  佐藤美弥子

 [テーマ発表]
 「帚木」三帖の諷喩の方法  日向一雅
 
 【6月例会】通算第244回(6月17日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 宇治十帖における「声」と「文」/「文反故」から「手習」へ  助川幸逸郎

 [テーマ発表]
 『源氏物語』と<若さ>―カテゴリー化の欲望―  齋藤真路
 
 【7月例会】通算第245回(7月15日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 散逸物語「なれてくやしき」物語の復元とその研究  松田行子

 [テーマ発表]
 召還の願文か―物語の磁場か―須磨巻・再読―  阿部好臣
 
 【第29回大会】(8月21~23日、長野県諏訪郡原町八ヶ岳自然文化園会議室)

 [自由発表]
 栄華物語の表現  佐藤正彦
 浮舟を隠す物語と浮舟が隠れる物語  井野葉子

 [合評会]
 東原伸明著『物語文学史の論理―語り・言説・引用―』  原豊二 徳江純子

 [テーマ発表]
 (ディスカッサント:光安誠司郎)
 黄泉の国と根の堅州国の区分・領域―『古事記』の宇宙論再検討―  東原伸明
 藤原季英論  江戸英雄
 源氏物語の感覚と区分・領域  橋本ゆかり
 
 【9月例会】通算第246回(9月30日、國學院大学)

 [自由発表]
 藤原季英の描かれ方について―漢文引用から見た藤英像―  佐藤信一

 [合評会]
 渡部泰明著『中世和歌の生成』  浅田 徹 久富木原玲
 
 【11月例会】通算第247回(11月11日、日本大学)

 [自由発表]
 民俗学者としての市橋鐸  高木史人

 [合評会]
 土方洋一著『源氏物語のテクスト生成論』  高木 信 助川幸逸郎
 
 【12月例会】通算第248回(12月16日、フェリス女学院大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』堂・御堂考  小山優子

 [合評会]
 松井健児著『源氏物語の生活世界』  安藤 徹 石阪晶子
 
 【1月例会】通算第249回(1月27日、日本大学)

 [自由発表]
 藤壺宮と弘徽殿大后、「史実」との交渉  吉野 誠

 [テーマ発表]
 会話への欲望と抵抗―物語文学の言説と会話分析―  立石和弘
 
 【3月例会】通算第250回(3月17日、立正大学)

 [テーマ発表]
 指示語から物語内会話を読む  今井俊哉

 [自由発表]
 自由直接言説と意識の流れ  三谷邦明
 
 ■1999年度(平成11) 年間テーマ“区分・領域〈テリトリー〉”

 【4月例会】通算第233回(4月17日、日本大学)

 [自由発表]
 藤壺の病苦  石阪晶子

 [テーマ発表]
 王権物語の限界―六条院物語の組成  阿部好臣

 [合評会]
 石井正己著『絵と語りから物語を読む』  増尾伸一郎 立石和弘
 
 【5月例会】通算第234回(5月15日、明治大学)

 [自由発表]
 呪歌に縛られた童子・薫―「岩根の松」の喩が指し示すもの―  小山綾子

 [テーマ発表]
 光源氏と明石姫君―産養をめぐる史劇・つづき  小嶋菜温子
 
 【6月例会】通算第235回(6月19日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 源氏物語における「死」について  松岡智之

 [合評会]
 小田切文洋著『渡宋した天台僧達―日中文化交流史一斑』  久保田孝夫
  佐藤信一
 
 【7月例会】通算第236回(7月24日、横浜市立大学)

 [テーマ発表]
 源氏物語の「鏡」  今井俊哉

 [合評会]
 小林正明著『村上春樹◆塔と海の彼方に』  三田村雅子 助川幸逸郎
 
 【第28回大会】(8月23~24日、伊豆稲取温泉ペンション・マスカレード)

 [シンポジウム] “区分・領域〈テリトリー〉”
 『源氏物語』「とぞ本にはべめる」を軸に物語の領域について考える発表  原豊二
 〈土の気〉と〈竈神〉の系譜―陰陽師と占病祟法をめぐって  増尾伸一郎 
 俗的空間/境界空間/聖的空間―夕霧巻の方法、あるいは不安の概念をめぐって
  三谷邦明

 [自由発表]
 藤壺造型の位相―逆流する伊勢物語前史  久富木原玲
 大津皇子―物語の源流  関根賢司
 女一宮試論―反復と一回性の狭間から  越野優子
 
 【9月例会】通算第237回(9月25日、國學院大学)

 [テーマ発表]
 読者生成圏の論理―『松浦宮物語』秘曲伝承コードへのプロトコル  上原作和

 [合評会]
 河添房江著『性と文化の源氏物語』  齊藤昭子 平野美樹
 
 【11月例会】通算第238回(11月20日、日本大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』論~“弾かせる”光源氏はいかに栄華を極めたか~  森 孝子

 [テーマ発表]
 何故、柏木は悲劇的に見えるのか?  光安誠司郎
 
 【12月例会】通算第239回(12月18日、明治大学)

 [自由発表]
 薫の恋の基底  井野葉子

 [合評会]
 日向一雅著『源氏物語の準拠と話型』  浅尾広良 上原作和
 
 【1月例会】通算第240回(1月22日、國學院大学)

 [自由発表]
 嵯峨朝復古の桐壺帝―朱雀院行幸と花宴―  浅尾広良

 [テーマ発表]
 北山の垣間見転生論序説―「貝合」と「花桜折る中将」から―  下鳥朝代
 
 【3月例会】通算第241回(3月18日、日本大学)

 [自由発表]
 青海波再演―源氏文化の視界に向けて―  三田村雅子

 [テーマ発表]
 類似(隣接)・源氏物語の認識論的断絶
  ―方法としての形代/ゆかりあるいは贈答歌と長恨歌―  三谷邦明
 
 ■1998年度(平成10) 年間テーマ“物語学の限界”

 【4月例会】通算第224回(4月18日、日本大学)

 [自由発表]
 狭衣の自画像を探る―ドキュメンテーションの視座から― 井上眞弓

 [合評会]
 増尾伸一郎[[著]]『万葉歌人と中国思想』 松岡智之・太田善之

 【5月例会】通算第225回(5月16日、明治大学)

 [自由発表]
 呪われた実存―帚木・空蝉巻における光源氏、あるいは企図しない/する時間― 三谷邦明

 [テーマ発表]
 『地神経』と〈五郎王子譚〉の伝播 増尾伸一郎

 【6月例会】通算第226回(6月20日、清泉女子大学)

 [テーマ発表]
 〈救済〉は誰のために―浮舟物語をめぐって 助川幸逸郎

 [合評会]
 長谷川政春[著]『物語史の風景―伊勢物語・源氏物語とその展開』 井上眞弓・三村友希

 【7月例会】通算第227回(7月18日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 「如是我聞」を結ぶべき辞(ことば)―「き」あるいは「り」― 齋藤正志

 [テーマ発表]
 〈物語〉への誘惑―枕草子「日記的章段」を読むということ 津島知明

 【第27回大会】(8月17~19日、長野県南安曇郡白馬村みそら野「ペンション・ブラウニー」)

 [自由発表]
 「夜見の嶋」をめぐって―『源氏物語』の古代にむけて 原豊二
 浮舟の言説空間への試み 徳江純子
 物語言説の成立―パスティーシュあるいは竹取物語の冒頭場面を読む 三谷邦明

 [シンポジウム]「物語学の限界」
 (司会:齋藤昭子、ディスカッサント:安藤徹)
 文学史叙述の方法 松岡智之
 消費される色好み 立石和弘
 山城国「山崎」の文学史 久保田孝夫

 【9月例会】通算第228回(9月19日、國學院大学)

 [テーマ発表]
 絶望の言説―限界の竹取学、文献学と物語世界の臨界線― 上原作和

 [合評会]
 久富木原玲[著]『源氏物語 歌と呪性』 渡部泰明・井野葉子

 【11月例会】通算第229回(11月21日、日本大学)

 [自由発表]
 『土佐日記』仮名表記文学論 神田龍身

 [テーマ発表]
 ジェンダー美術論の功罪 河添房江

 [合評会]
 小森潔[著]『枕草子 逸脱のまなざし』 津島知明・原岡文子

 【12月例会】通算第230回(12月19日、明治大学)

 [テーマ発表]
 光源氏の語りかた―物語(学)の臨界を探るために― 安藤徹

 [合評会]
 葛綿正一[著]『源氏物語のテマティスム』 宗雪修三・助川幸逸郎

 【1月例会】通算第231回(1月30日、白百合女子大学)

 [テーマ発表]
 源氏物語における異性愛化の方法―正典化の一様相として― 齋藤昭子

 [合評会]
 神野藤昭夫[著]『散逸した物語世界と物語史』 豊島秀範・下鳥朝代・安田真一

 【3月例会】通算第232回(3月20日、日本大学)

 [合評会]
 物語研究会[編]『書物と語り 新物語研究5』 今井俊哉・原豊二・稲田路子

 ■1997年度(平成9) 年間テーマ“書物”

 【4月例会】通算第215回(4月19日、日本大学)

 [自由発表]
 〈ゆかり〉の身体・異形の身体 河添房江

 [合評会]
 三角洋一[著]『物語の変貌』 神野藤昭夫・西本寮子
 三角洋一[著]『源氏物語と天台浄土教』第四・五章 増尾伸一郎

 【5月例会】通算第216回5月17日(國學院大学)

 [自由発表]
 『竹取物語』の空間詩学 山田和則

 [合評会]
 室城秀之[著]『うつほ物語の表現と論理』 大井田晴彦・三田村雅子
 
 【6月例会】通算第217回(6月21日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 宇多院の物語としての『大和物語』
  ―百七十二段の分析からみた作品の位相をめぐって― 阿部好臣

 [テーマ発表]
 漢文日記/口伝書/説話集 神田龍身

 【7月例会】通算第218回(7月19日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 若菜巻の六条御息所の死霊出現について―藤壺との関わりから― 今井久代
 桐壺帝の皇統をめぐって 日向一雅

 【第26回大会】(8月18~20日、茨城県水戸市「ホテルステノ」)

 [シンポジウム]「書物」
 幻の伝本を求めて―伝阿仏尼等筆『源氏物語』とその周辺 上原作和
 皇太神宮儀式帳をめぐって 久富木原玲
 枕草子・揺らぎの空間―書き物・境界・和歌 大洋和俊

 [自由発表]
 『とりかへばや』の性自認と性的指向 立石和弘
 藤裏葉巻について 小嶋菜温子
 「竹河」巻論―新主人公誕生 星山健
 『源氏物物語』正篇の犯し
  ―反復と差異あるいは表層主題群と光源氏堕落への道行 三谷邦明

 【10月例会】通算第219回(10月18日、國學院大学)

 [合評会]
 物語研究会[編]『源氏物語を〈読む〉 新物語研究4』 野村倫子・植田恭代・橋本ゆかり

 [自由発表]
 神霊の論理と須磨流謫―排除の構造はいかにして壊されたか― 原豊二
 
 【11月例会】通算第220回(11月15日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 女三の宮の恋―もう一人の紫の上の行く方― 三村友希

 [テーマ発表]
 描かれぬ絵が語られる時―〈書物〉として見た『うつほ物語』― 齋藤正志

 【12月例会】通算第221回(12月20日、明治大学)

 [自由発表]
 話型の認識―昔話研究の実践から― 高木史人

 [テーマ発表]
 『源氏物語絵巻』の神話学 三田村雅子

 【1月例会】通算第222回(1月24日、白百合女子大学)

 [自由発表]
 紫の上の死と再生の試練―継子いじめ譚の視座― 菊池祥子

 [テーマ発表]
 書物としての日記 土田育子

 [合評会]
 斎藤英喜[著]『アマテラスの深みへ―古代神話を読み直す』 小嶋菜温子・山口敦史

 【3月例会】通算第223回(3月28日、日本大学)

 [自由発表]
 「思はぬ方にとまりする少将」をめぐって―姉妹物語と二人妻の物語 下鳥朝代

 [テーマ発表]
 書物―物語との相克―源氏物語を巡って 阿部好臣

 [合評会]
 石原昭平[著]『平安日記文学の研究』 平野美樹・深沢徹

 ■1996年度(平成8) 年間テーマ“書物”

 【4月例会】通算第206回(4月16日、日本大学)

 [自由発表]
 「述懐」の位相―『文華秀麗集』― 緒方康夫

 [テーマ発表]
 中の君物語の方法―宇治十帖〈性〉の位相 齋藤昭子

 【5月例会】通算第207回(5月18日、早稲田大学)

 [自由発表]
 源氏物語の変容―明石の君を中心に― 内海真理

 [テーマ発表]
 書物―〈物語/批評〉 小嶋菜温子

 【6月例会】通算第208回(6月15日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 仲澄の失墜をめぐって 宇都宮千郁

 [合評会]
 物語研究会[編]『物語〈女と男〉 新物語研究3』
  阿部圭一・松井健児・河添房江・佐藤敬子

 【7月例会】通算第209回(7月20日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』光源氏と帝位 松岡智之

 [テーマ発表]
 『霊異記』における「文字」「テクスト」 今井俊哉

 【第25回大会】(8月19~21日、ホリデイ・イン・クラウンプラザ豊橋)

 [自由発表]
 受け身としての『枕草子』―「問い」と「答」の論理の崩壊へ― 越野優子
 「大君 歌ことばとのわかれ」 井野葉子
 臥す、抱かれる―浮舟のしぐさと身体から― 橋本ゆかり

 [シンポジウム]「書物」
 (コーディネーター:宗雪修三、
  ディスカッサント:佐藤敬子・上原作和・松岡智之・阿部好臣)
 物語にとって〈書物〉とは何か―『うつほ物語』「蔵開」巻を中心に― 大井田晴彦
 和古書のある風景 吉海直人
 「書物」としての物語テクスト 兵藤裕己
 守覚法親王のテクスト宇宙―“御流”聖教の生成― 阿部泰郎

 【10月例会】通算第210回(10月19日、横浜市立大学)

 [自由発表]
 宇治八の宮の原点としての過去 神野藤昭夫
 批評/研究/幻想―『かぐや姫幻想』という書物 上原作和
 関連報告―道教研究からの視点 増尾伸一郎

 【11月例会】通算第211回(11月16日、清泉女子大学)

 [自由発表]
 女三宮降嫁から女二宮降嫁へ 北川真理
 『琴歌譜』という書物 猪股ときわ

 【12月例会】通算第212回(12月21日、明治大学)

 [自由発表]
 『源氏物語』の鏡と鏡像―光源氏と夕霧を軸に― 立石和弘

 [合評会]
 三田村雅子[著]『源氏物語 感覚の論理』 池田節子・田中雅浩

 【1月例会】通算第213回(1月25日、國學院大学)

 [自由発表]
 感覚・感想の言説
  ―『源氏物語』の「あかず」「あかぬことなし」「あかぬ所なし」「あかずくちをし」― 斉藤真路

 [テーマ発表]
 漢訳仏典と『うつほ物語』の阿修羅 正道寺康子

 【3月例会】通算第214回(3月22日、日本大学)

 [自由発表]
 「朝顔」の姫君の物語と「朝顔」巻の表現 木村祐子

 [テーマ発表]
 密教修法と事相書―〈招魂法〉をめぐって 増尾伸一郎

 ■1995年度(平成7) 年間テーマ“〈性(セックス)〉”

 【4月例会】通算第197回(4月15日、日本大学)

 [研究発表]
 北山聖の独鈷伝授―若紫巻の王権レガリアと伊勢物語 佐藤敬子

 [合評会]
 物語研究会[編]『物語―その転生と再生 新物語研究2』 金子明雄・阿部好臣・齋藤正志

 【5月例会】通算第198回(5月20日、清泉女子大学)

 [研究発表]
 真名書と『源氏物語』 越野優子
 『源氏物語』「帚木の巻」をめぐって―比較文学的アプローチ 佐藤美弥子

 [合評会]
 深沢徹[著]『中世神話の煉丹術 大江匡房とその時代』 野村倫子・佐藤信一
 物語研究会[編]『物語―その転生と再生 新物語研究2』 大内清司

 【6月例会】通算第199回(6月17日、早稲田大学)

 [研究発表]
 ある紫式部伝―藤原香子という女の物語から― 上原作和

 [合評会]
 岡部隆志[著]『異類という物語/日本霊異記から現代を読む』 高木史人

 [研究発表]
 うつほ物語における〈性〉と言説
  ―理念としての〈好色〉と表現としての〈好色〉― 齋藤正志

 【7月例会】通算第200回(7月15日、横浜市立大学)

 [研究発表]
 光源氏の宿世―高麗の相人の予言を起点として― 木村祐子
 一条北の方の周辺―忠こそ物語の位相― 大井田晴彦

 【第24回大会】(8月21~23日、長野県小諸市中棚温泉「中棚荘」)

 [研究発表]
 松浦宮物語と中世類書 久保田孝夫
 伊勢物語作品論序説―その生成と性格に関する試論― 渡辺泰宏
 異装と罪―『今とりかへばや』再考― 西本寮子

 [合評会]
 豊島秀範[著]『物語史研究』 神野藤昭夫・上原作和・斎藤昭子

 [シンポジウム]「〈性(セックス)〉」
 女の〈性〉を規定する―『とりかへばや』四の君をめぐる人々― 安田真一
 会話の政治学―『源氏物語』のエスノメソドロジ―・序説― 安藤徹
 源氏物語・柏木に於ける〈性〉―解体と飛翔― 阿部好臣

 【10月例会】通算第201回(10月28日、早稲田大学)

 [研究発表]
 源氏物語の主題と言説 宗雪修三
 篝火巻の言説分析 三谷邦明

 [合評会]
 上原作和[著]『光源氏物語の思想史的変貌―〈琴〉のゆくへ』 甘利忠彦・今井俊哉

 【11月例会】通算第202回(11月28日、清泉女子大学)

 [研究発表]
 大君の希薄な〈身体〉―物語文学における〈性愛〉はいかに論じられるべきか 助川幸逸郎

 [合評会]
 三田村雅子[著]『枕草子 表現の論理』 圷美奈子・小嶋菜温子・小森潔

 【12月例会】通算第203回(12月28日、明治大学)

 [研究発表]
 「須磨」「明石」浄罪の表現 西本香子
 『蜻蛉日記』の歌/衣/性 河添房江

 [合評会]
 小嶋菜温子[著]『源氏物語批評』 松岡智之・宗雪修三

 【1月例会】通算第204回(1月20日、國學院大学)

 [研究発表]
 『源氏物語』の子ども・性・文化 原岡文子
 とりかへばや物語の〈衣〉と〈身体〉―異装・妊娠・出産― 三田村雅子

 【3月例会】通算第205回(3月18日、日本大学)

 [研究発表]
 薫・匂宮と中将そして浮舟 光安誠司郎
 高群逸枝の婚姻女性史像について 栗原弘

 ■1994年度(平成6) 年間テーマ“〈性差(ジェンダー)〉”

 【4月例会】通算第188回(4月16日、清泉女子大学)

 [研究発表]
 〈歌物語〉における『平中物語』の位相―主に『伊勢物語』との比較を通して― 阿部圭一

 [合評会]
 物語研究会[編]『物語とメディア 新物語研究1』 藤田真理・宗雪修三・高木信・安藤徹

 【5月例会】通算第189回(5月21日、明治大学)

 [研究発表]
 古今和歌集から源氏物語へ―若紫巻、光源氏の北山行きと山桜― 松岡智之

 [合評会]
 『ものがたりけんきゅう』第1号 大井田晴彦

 【6月例会】通算第190回(6月18日、日本大学)

 [研究発表]
 源氏物語における呪的なるもの―葵祭と六条御息所・源典侍をめぐって― 久富木原玲
 「雨夜の品定」の男/女―『窯変源氏物語』の空白の埋め方について― 三田村雅子

 【7月例会】通算第191回(7月16日、横浜市立大学)

 [研究発表]
 恋に死ぬ男柏木の存在感覚 今井久代
 「釵(かんざし)」の行く方―源氏物語論のために(序)― 甘利忠彦

 [合評会]
 ノーマ・フィールド[著]『天皇の逝く国で』 三谷邦明・足立繭子

 【第23回大会】(8月8~10日、愛知厚生年金会館)
  物語研究会・古代文学研究会合同大会

 [研究発表]
 平安内裏のアマテラス 斎藤英喜
 薫にとって宇治の姉妹と関わる意味―母女三宮との関係を手がかりに― 前原奈生子
 「葛城の神」の言説史―『枕草子』を基軸として― 圷美奈子
 伊勢物語の相補的解釈―一章段内の部分単位での考察― 田口尚幸

 [シンポジウム]「〈性差(ジェンダー)〉」
 枕草子の男/女 小森潔
 『有明の別れ』のジェンダー/セクシャリティー 小嶋菜温子
 〈語る主体〉のジェンダー・システム
  ―女の軍記物語/女としての軍記物語/意味産出の〈場〉としての軍記物語― 高木信
 『紫式部日記』の言説―〈自己〉を語ることへの違和感― 磯村清隆

 【10月例会】通算第192回(10月15日、清泉女子大学)

 [研究発表]
 アンドロギュヌスとしての光源氏―物語史の中の〈同性愛〉― 河添房江
 煙・闇・炎―源氏物語の罪の行方― 吉野瑞恵

 【11月例会】通算第193回(11月26日、学習院大学)

 [研究発表]
 「けり」と虚構―藤井貞和『物語文学成立史』への細やかな抵抗、
  あるいは言説と人称の視点― 三谷邦明
 ジェンダー理論と日本美術史―中国/日本、公/私、男性性/女性性― 千野香織

 【12月例会】通算第194回(12月17日、明治大学)

 [研究発表]
 玉鬘十帖における光源氏像―内大臣との関わりから― 池田節子
 性差と主体を破壊するものⅡ―試論Ⅰをたたき台にしながら― 小林正明

 【1月例会】通算第195回(1月21日、早稲田大学)

 [研究発表]
 《女歌》は切り返す歌か―折口信夫への遠投・歌垣― 藤井貞和
 源氏物語の身体または生活世界―「若菜」論にむかって― 松井健児

 【3月例会】通算第196回(3月18日、日本大学)

 [研究発表]
 黒髪の源氏物語拾遺 三田村雅子
 源氏物語第二部における『落窪物語』との連関性 瓜本誠

 ■1993年度(平成5) 年間テーマ“言説(ディスコース)”

 【4月例会】通算第179回(4月17日、早稲田大学)

 [研究発表]
 太平記―変装と移動の後醍醐― 神田龍身
 枕草子の言説分析の可能性 小森潔

 【5月例会】通算第180回(5月15日、白百合女子大学)

 [研究発表]
 物語の「語り手」について 木村朗子

 [合評会]
 網谷厚子[著]『平安朝文学の構造と解釈』 上原作和
 三谷邦明[著]『物語文学の言説』 吉井美弥子

 【6月例会】通算第181回(6月19日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 桐壺巻の光源氏肩入れ視線の生成と限界 横山由美子
 日記文学としての梁塵秘抄口伝集巻十
  ―院政期における男の仮名日記あるいは『こゑわざ日記』と〈書くこと〉― 三谷邦明

 【7月例会】通算第182回(7月17日、明治大学)

 [研究発表]
 薫をめぐる〈語り〉と〈言説〉 吉井美弥子

 [合評会]
 神田龍身[著]『物語文学、その解体』 井上眞弓・西本寮子

 【第22回大会】(8月22~24日、青森県大鰐温泉「おおわに山荘」)

 [研究発表]
 求婚譚の構成と意義 斎藤正志
 『落窪物語』の構造―説話的世界からの飛翔― 星山健
 話型に抗する物語―宇治十帖のテクスチュアリテ― 宗雪修三
 十三になる年 関根賢司
 『源氏物語』のドラマトゥルギー―源氏能の記号学から― 河添房江

 [シンポジウム]「言説」
 柏木物語の言説 今井俊哉
 宇津保物語の言説 高橋亨

 【10月例会】通算第183回(10月16日、早稲田大学)

 [研究発表]
 月夜見梅花論 佐藤信一

 [合評会]
 河添房江[著]『源氏物語の喩と王権』 松井健児・古内宏樹

 【11月例会】通算第184回(11月27日、日本大学)

 [研究発表]
 〈物の怪〉の〈言説〉をめぐって―柏木の位相― 阿部好臣
 継子物語と源氏物語 足立繭子

 【12月例会】通算第185回(12月18日、清泉女子大学)

 [研究発表]
 「五節」のディスコース―仁明朝から源氏物語へ― 小嶋菜温子
 物語文学言説の非一義決定性―言説規定の再検討― 東原伸明

 【1月例会】通算第186回(1月22日、白百合女子大学)

 [研究発表]
 『狭衣物語』〈衣〉の表象―不安と欲望の言説― 井上眞弓
 枕草子・〈ほころび〉としての身体 三田村雅子

 【3月例会】通算第187回(3月19日、日本大学)

 [研究発表]
 『狭衣物語』の言説―〈かぐや姫〉の生成と喪失をめぐって― 鈴木泰恵
 性差異化された言説の系譜
  ―『土佐日記』『蜻蛉日記』『源氏物語』のジェンダーとジャンル― 依田富子

 ■1992年度(平成4) 年間テーマ“言説(ディスコース)”

 【4月例会】通算第170回(4月18日、日本大学)

 [研究発表]
 瀬に浮く御魂―藤壺鎮魂譜― 古内宏樹
 〈変化〉を語る人々―表現の構成と意義・うつほ物語形象論序説― 斎藤正志

 【5月例会】通算第171回(5月23日、早稲田大学)

 [研究発表]
 「掃墨物語」の構造をめぐって―歌徳譚を超えて― 阿部好臣
 言語分析の可能性―明石巻の一場面あるいは語り手と話法― 三谷邦明

 【6月例会】通算第172回(6月20日、白百合女子大学)

 [研究発表]
 紀貫之の虚構と現実 宇田雄次
 日本物語文学の時制―語りの身体と語る力、再び― 藤井貞和

 【7月例会】通算第173回(7月18日、日本大学)

 [研究発表]
 吉備大臣入唐絵巻とその周辺 小峯和明
 語りの身体/語られない身体―光源氏とエロス― 小嶋菜温子

 【第21回大会】(8月24~26日、諏訪簡易保険保養センター)
  物語研究会・古代文学研究会合同 大会

 [研究発表]
 「見る」ことへのこだわり―『竹取物語』試論― 曽根誠一
 変身譚考―浦嶋子伝・竹取物語・道成寺説話を中心として― 網谷厚子
 あやかしのすすき
  ―任氏の物語と招く袖の想像力、あるいは見立てによる新たなる意味の生成― 吉海樹紀
 源氏物語・色好みと王権論の再検討―研究の現在への異見 東原伸明

 [シンポジウム]
 パロディのディスクール 宗雪修三
 枕草子の言説―語りの力と多発する言(こと)― 大洋和俊

 【10月例会】通算第174回(10月24日、早稲田大学)

 [研究発表]
 『蜻蛉日記』の擱筆―〈他者〉の発見、そして沈黙― 高橋雄生
 『源氏物語』の「笑い」をめぐる言説(ディスコース)―「人笑へ」を中心に― 原岡文子

 【11月例会】通算第175回(11月21日、白百合女子大学)

 [研究発表]
 源氏物語〈雪〉の構図―その場面と言説― 阿部好臣
 光源氏と紫の上の会話 橋本ゆかり

 【12月例会】通算第176回(12月19日、明治大学)

 [研究発表]
 二河白道から韓国の死霊祭までをめぐって
  ―迎講・浄土庭園・謡曲「舟橋」を媒介として― 日向一雅
 桐壺巻の言説―目の語り・耳の語り― 三田村雅子

 【1月例会】通算第177回(1月30日、日本大学)

 [研究発表]
 前期物語の時制(テンス)・継続・完成相(アスペクト)
  ―〈語り〉の機構、文脈(コンテキスト)の統辞、
  あるいは前期物語における言説分析(ディスコース)のための序章― 上原作和
 宇治の物語の夏―薫と浮舟を枠どる季節― 原陽子

 【3月例会】通算第178回(3月20日、白百合女子大学)

 [研究発表]
 菅原道真の眼差し―「天眼」を通して― 佐藤信一
 源氏物語における「沈黙」の言説あるいは「光」の言説 長谷川政春

 ■1991年度(平成3) 年間テーマ“柳田国男×物語”

 【4月例会】通算第161回(4月20日)

 [研究発表]
 『遠野物語』と口承文芸 高木史人
 「昔話」の発見―口頭伝承研究史の構想― 童信幸彦

 【5月例会】通算第162回(5月18日、早稲田大学)

 [研究発表]
 『源氏物語』六条院における植物 渡邊道子

 [合評会]
 原岡文子[著]『源氏物語・両義の糸』 甘利忠彦・小森潔

 【6月例会】通算第163回(6月15日、國學院大学)

 [研究発表]
 源順「題鳥養有三の狂歌」をめぐって―〈沈淪〉と〈異端〉の文学成立の一様相― 神野藤昭夫

 [合評会]
 鈴木日出男[著]『古代和歌史論』 今井俊哉・松井健児

 【7月例会】通算第164回(7月20日、横浜市立大学)

 [研究発表]
 『木思石語』から―ナショナルな意識形成と伝説 矢野敬一
 朝顔の巻管見―光源氏像の一面― 木村祐子

 【第20回大会】(8月19~21日、飯田昼神温泉)

 [研究発表]
 うつほ物語の首巻「俊蔭」の構成と意義―作品首尾における表現呼応― 齋藤正志
 讃岐典侍日記の〈語り〉―対話志向のモノローグ 磯村清隆
 源氏物語若菜巻論―停滞する時間 葛綿正一
 『竹取物語』難題譚の彼方にあるもの―石作皇子と車持皇子― 井上真弓

 [シンポジウム]
 (司会:久保田孝夫・今井俊哉)
 18世紀国学と柳田・折口 佐藤深雪
 『平家物語』の〈語り〉と〈構造〉 高木信
 菅原道真論序説―柳田国男「雷神信仰の変遷」を契機としつつ― 佐藤信一

 【10月例会】通算第165回(10月26日、清泉女子大学)

 [研究発表]
 物語表現論―『遠野物語』から― 石井正己
 浮舟物語の達成 岩元敏美

 【11月例会】通算第166回(11月16日、早稲田大学)

 [研究発表]
 源氏物語のささめき言・後言―物語における「他者」の言葉・「他者」の空間― 三田村雅子
 身体に刻みこむ=刻みこまれた話型―「若紫」巻の〈引用〉と〈読み〉による創造― 東原伸明

 【12月例会】通算第167回(12月21日、日本大学)

 [研究発表]
 愚直な試み―言説分析の可能性あるいは須磨巻における同化的視点― 三谷邦明

 [合評会]
 高橋亨[著]『物語と絵の遠近法』 横山由美子・東原伸明
 渡辺秀夫[著]『平安朝文学と漢文世界』 佐藤信一

 【1月例会】通算第168回(1月18日、國學院大学)

 [研究発表]
 書物との戦い 新井正
 絵合の位相―物語裏面史序説 甘利忠彦

 【3月例会】通算第169回(3月21日、日本大学)

 [研究発表]
 『山島民譚集』を読む 今井俊哉
 琴のゆくへ―『源氏物語』における楽統継承譚の物語史的展開について― 上原作和

 ■1990年度(平成2) 年間テーマ“現代・ナラトロジー・物語”

 【4月例会】通算第152回(4月21日、日本大学)

 [研究発表]
 『豊饒の海』のナラトロジー―『九雲夢』あるいは『竹取』を通して― 小嶋菜温子
 仲忠子息誕生の意義とうつほ物語の構成 齋藤正志

 【5月例会】通算第153回(5月19日、國學院大学)

 [研究発表]
 人魚姫の四肢構造―吉本ばなな論― 小林正明
 権力再編 橋本ゆかり

 【6月例会】通算第154回(6月16日、早稲田大学)

 [研究発表]
 もう一つの引用論 井上真弓
 大和物語「蘆刈」譚の出典その他 日向一雅

 【7月例会】通算第155回(7月21日、フェリス女学院大学)

 [研究発表]
 ネクスト・テクスト―『ドラゴンクエスト』の物語学― 今井俊哉
 石上乙麻呂の表現について 佐藤信一

 【第19回大会】(8月20~22日、恵那簡易保険保養センター)

 [研究発表]
 光源氏の秘琴傳授―若菜巻の女樂をめぐって― 上原作和
 源氏物語の尼に関する一考察 立花弥生
 正妻と養女―紫の上の地位をめぐって― 高橋照美
 若紫巻と『伊勢物語』―〈引用〉の実相と〈構造〉― 阿部好臣
 『浜松中納言物語』巻三考―中納言の唐后思慕と御前での唐語り― 松浦あゆみ
 源氏物語の語り手たち
  ―存在としての女房あるいは語り手・無限の私・読者・話者― 三谷邦明

 [シンポジウム]
 (司会:小林正明・高橋亨)
 聴き手という視座―『源氏物語』に向けて― 安藤徹
 分身(ドウブル)の物語―もしくは『あきぎり』の語りの視線と作中内引用― 東原伸明
 『忘却の河』の物語学 長谷川政春
 古今伝授と「現代」 ルイス・クック

 【10月例会】通算第156回(10月20日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 物語としての家族―一九八〇年代の女性作家 与野覇恵子
 源氏物語第三部の主観と時間 新井正

 【11月例会】通算第157回(11月17日、日本大学)

 [研究発表]
 ノルウェイの森を読む 三田村雅子
 神功、応神神話と八十島祭―百合若大臣論のために 久富木原玲

 【12月例会】通算第158回(12月15日、國學院大学)

 [研究発表]
 「御真影」焼失の物語 久米正雄「父の死」 山岸郁子
 翁丸章段 瀬戸宏太

 【1月例会】通算第159回(1月19日、早稲田大学)

 [研究発表]
 メディア・レヴォリューション―九〇年代の情報環境と物語空間― 榎本正樹
 散佚物語『ちぢにくだくる』の復原と〈しのびね型〉物語群 神野藤昭夫

 【3月例会】通算第160回(3月16日、日本大学)

 [研究発表]
 自己意識とエロス―『罪と罰』と『浮雲』における自己意識の位相― 岡部隆志
 歌枕・流離・王権―光源氏論のために― 大胡太郎

 ■1989年度(平成元) 年間テーマ“犯/共同体・交通・表現(大会テーマ)”

 【4月例会】通算第143回(4月15日、早稲田大学)

 [研究発表]
 共同体・交通・表現―昔話の伝承動態― 高木史人
 光源氏と道心 瀬戸宏太

 【5月例会】通算第144回(5月20日、日本大学)

 〈共同体・交通・表現〉大会テーマに向けて 小林正明・小嶋菜温子・ 阿部好臣
 年齢(とし)渉猟 伊藤一男

 【6月例会】通算第145回(6月17日、早稲田大学)

 [研究発表]
 〈共同体・交通・表現〉 藤井貞和
 北山の光源氏―光源氏と王権(二)― 河添房江

 【7月例会】通算第146回(7月15日、國學院大学)

 [研究発表]
 〈共同体・交通・表現〉〈交通〉としての古代  斎藤英喜
 院政期の歌謡  馬場光子
 
 【第18回大会】(8月6~10日、沖縄スカイプラザホテル)
  物語研究会・古代文学会・古代文学研究会合同 大会

 [研究発表]
 「遊行」と歌垣 猪俣ときわ
 竹河巻の方法―踏歌・歌垣・催馬楽― 植田恭代

 [シンポジウム]
 巡行の諸相 工藤隆
 ニライカナイの上野千鶴子―琉球国王の出自をめぐって― 末次智
 伊勢物語からみえてくる共同体・交通・表現 長谷川政春

 [研究発表]
 荒ぶる神の生と死 岡部隆志
 「よ」の時空と生成力 高橋亨
 洛陽田楽記を読む 深沢徹
 二つの共同制、二つの天皇制
  ―名和(尚?)氏流のゴロツキ伝承をめぐって― 兵藤裕己

 【10月例会】通算第147回(10月14日、日本大学)

 [研究発表]
 源氏物語と語り手たち
  ―物語文学と被差別あるいは大会テーマ「共同体・交通・表現」を批判する― 三谷邦明
 紫上論のために―六条院の栄華の生成との関わり― 甘利忠彦

 【11月例会】通算第148回(11月18日、國學院大学)

 [研究発表]
 能の「語り」 石井正己

 [合評会]
 三谷邦明[著]『物語文学の方法Ⅰ、Ⅱ』 岡部隆志・東原伸明

 【12月例会】通算第149回(12月16日、日本大学)

 [研究発表]
 源氏物語の点と線 土方洋一
 神楽歌・催馬楽、そして『源氏物語』 鈴木日出男

 【1月例会】通算第150回(1月20日、早稲田大学)

 [研究発表]
 中臣壽詞を読む 今井俊哉
 准拠論の発生と展開 加藤洋介

 【3月例会】通算第151回(3月17日、國學院大学)

 [研究発表]
 プレテキスト・犯・交通―『源氏物語』桐壺と長恨歌― 阿部好臣
 『本朝麗藻』に見る法華経信仰―表現による《犯》として― 佐藤信一

 ■1988年度(昭和63) 年間テーマ“犯”

 【4月例会】通算第134回(4月16日、國學院大学)

 [研究発表]
 宇治十帖における竹取引用 井野葉子
 犯しの言説―物語言説あるいは錯乱へのささやかな招待状― 三谷邦明

 【5月例会】通算第135回(5月21日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 物語の辺境―山人と修験、または蝦夷とクマソ― 兵藤裕己
 能と物語と 伊藤好英

 【6月例会】通算第136回(6月18日、早稲田大学)

 [研究発表]
 〈荒神〉としての天照大神 斎藤英喜
 蜻蛉巻試論―浮舟不在の浮舟物語― 吉井美弥子

 【7月例会】通算第137回(7月16日、國學院大学)

 [研究発表]
 嵯峨朝表現史管見―二、三の語彙を通覧して―  佐藤信一
 まなざしについて―「見られる」こと「犯される」こと―  三田村雅子

 [合評会]
 馬場光子[著]『今様のこころとことば―『梁塵秘抄』の世界』 猪股ときわ

 【第17回大会】(8月22~24日、三浦海岸ホテルあいば)

 [研究発表]
 源氏物語論―人間関係の形象方法について― 室永優子
 王朝京師の空間規程―「京」と「みやこ」― 神尾暢子
 物語伝承の場―『枕草子』論のために― 石井正己
 別本「八重葎」についての一考察 塩田公子
 光源氏の〈政権〉獲得と「後見」―虚構論としての准拠論のために― 加藤洋介
 光源氏の王権と喩 河添房江

 [シンポジウム]「犯」
 王権物語と〈犯〉―〈犯し〉の地平―語用例から 阿部好臣
 柏木の“犯し” 明石物語との接点 小嶋菜温子

 【10月例会】通算第138回(10月15日、日本大学)

 [研究発表]
 竹取物語の難題物とシルクロード交易物 網谷厚子
 枕草子の表現史―犯されるモノから犯すモノへ、その両義的構造― 大洋和俊

 【11月例会】通算第139回(11月19日、早稲田大学)

 [研究発表]
 源氏物語の「よみて」たち―歌を「よむ」こと― 今井俊哉
 「蔵開き」における翁と嫗の語り〈モノガタリによる物語の犯し〉
  ―『うつほ物語』における〈犯〉― 室城秀之

 【12月例会】通算第140回(12月17日、國學院大学)

 [研究発表]
 浮舟物語の始発―東屋巻の方法― 原陽子

 [合評会]
 『物語研究』第2集 小林正明・植田恭代・佐藤信一

 【1月例会】通算第141回(1月28日、日本大学)

 [研究発表]
 遊女・巫女・夕顔―夕顔の巻をめぐって― 原岡文子
 清明心と無心 猪股ときわ

 【3月例会】通算第142回(3月18日、國學院大学)

 [研究発表]
 主観/客観・共感と孤―「和泉式部日記」私説― 今井久代
 謡曲「紅葉狩」に於ける“戸隠”と“鬼女” 窪田智美

 ■1987年度(昭和62) 年間テーマ“喩”

 【4月例会】通算第125回(4月18日、國學院大学)

 [研究発表]
 『源氏物語』第一部の機軸―「桐壷帝」考― 甘利忠彦
 北山と若紫―春日野の変奏― 浅尾広良

 【5月例会】通算第126回(5月16日、日本大学)

 [研究発表]
 〈喩〉の意味を考える 土方洋一
 とりかへばや物語の主軸―引用と解体の地平― 阿部好臣

 【6月例会】通算第127回(6月20日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 歌における「喩」―『歌式』・ワザウタとこころ― 猪股ときわ
 狭衣物語粉河詣をめぐって 鈴木泰恵

 【7月例会】通算第128回(7月18日、早稲田大学)

 [研究発表]
 「よそへ」考―古代末期和歌修辞意識への一視角― 渡部泰明
 賢木巻の位置 根本智治

 【第16回大会】(8月24~26日、下呂温泉「湯ヶ峰」)

 [研究発表]
 若菜論―光源氏の紫上頌をめぐって― 室永優子
 飛鳥井姫君と九州 野村倫子
 万葉集の伝承関係歌―地名と伝承― 佐々木美季
 和歌的な散文ということ―『蜻蛉日記』の文章形成― 深沢徹

 [シンポジウム]
 宇津保物語の〈喩〉空間―「吹上」のトポグラフィー― 東原伸明
 村上春樹・その自閉と脱出 小林正明
 〈喩〉の心的遠近法 高橋亨

 【10月例会】通算第129回(10月17日、早稲田大学)

 [研究発表]
 「宇治十帖」分身論(ドッペルゲンゲル) 神田龍身
 有明の別れ―文末表現における「べし」の多用― 北川真理

 【11月例会】通算第130回(11月21日、日本大学)

 [研究発表]
 『源氏物語』にみる催馬楽 植田恭代
 本朝麗藻の諸本について 佐伯雅子

 【12月例会】通算第131回(12月19日、國學院大学)

 [研究発表]
 光源氏とタブー―神璽(レガリア)のゆくえ― 小嶋菜温子
 源氏物語・中空の女君 藤田真理

 【1月例会】通算第132回(1月16日、早稲田大学)

 [研究発表]
 狭衣物語の秩序形成 井上真弓
 玉鬘物語の構造と位相 日向一雅

 【3月例会】通算第133回(3月19日、日本大学)

 [研究発表]
 源氏物語に登場する「今」 吉原理恵子
 枕草子「宮にはじめてまゐりたるころ」の段を考える 小森潔

 ■1986年度(昭和61) 年間テーマ“喩”

 【4月例会】通算第115回(4月19日、國學院大学)

 [研究発表]
 源氏物語―『少女』から『藤裏葉』まで― 小山清文
 夜の寝覚と話型 河添房江

 【5月例会】通算第116回(5月31日、早稲田大学)

 [研究発表]
 〈引喩〉と〈隠喩〉
  ―堤中納言物語『よしなしごと』の方法あるいは〈語り〉の終焉 三谷邦明

 [合評会]
 物語研究会[編]『物語研究』 阿部好・長谷川政・伊藤一・安藤亨・原岡文子

 【6月例会】通算第117回(6月21日、國學院大学)

 [研究発表]
 源氏物語における『なにがし』の力 安藤亨子
 女歌の変容―斎宮女御集を通して 吉野瑞恵

 【7月例会】通算第118回(7月12日、日本大学)

 [研究発表]
 源氏物語の十二月 池田節子
 『枕草子』類聚章段の表現の特質 藤本宗利

 【第15回大会】(8月26~28日、松崎温泉ホテル)

 [研究発表]
 後撰・拾遺集時代の連作形式について 千賀裕子(古代研)
 大鏡―語り手の立脚時点 神尾暢子
 源氏物語の神話的創造力
  ―潜在するプレテクスト“父なし母系型”の彼方へ― 東原伸明
 竹河巻の構造をめぐって 阿部好臣

 [シンポジウム]
 隠喩論と引用論の間で 久保田孝夫
 物語における王権と皇権 小嶋菜温子
 始祖伝承の隠喩 兵藤裕己

 【10月例会】通算第119回(10月18日、國學院大学)

 [研究発表]
 枕草子「日記章段」のウチとソト 三田村雅子
 物語文学とアンドロギュヌス 神田龍身

 【11月例会】通算第120回(11月15日、早稲田大学)

 [研究発表]
 狭衣物語と法華経 小峯和明
 龍女の救済を論ず 小林正明

 【12月例会】通算第121回(12月20日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 喩としての暁―源氏物語を軸に 河添房江
 光源氏造型の方法―太政大臣をめぐって 日向一雅

 【1月例会】通算第122回(1月17日、國學院大学)

 [研究発表]
 「松」の喩―うつほ物語を中心に― 網谷厚子
 『忠こそ』の構造 住谷智

 【2月例会】通算第123回(2月21日、白百合女子大学)

 [研究発表]
 蜻蛉日記上巻の記述の傾向 宇留田初美
 『女三宮降嫁』が呼びさますもの 今井久代

 【3月例会】通算第124回(3月21日、東京学芸大学)

 [研究発表]
 『源氏物語』の世間話―物語文学発生論のために― 石井正己
 陶淵明の嵯峨朝文壇への影響―「秋」を象るものとして― 佐藤信一

 ■1985年度(昭和60) 年間テーマ“物語の視点”

 【4月例会】通算第105回(4月13日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 源氏物語の光の比喩―王権物語の表現法― 河添房江
 貴種流離譚の展開
  ―源氏物語・須磨・明石における蛭子・住吉・難波のことなど― 石原昭平

 【5月例会】通算第106回(5月26日、恵比寿社会教育館)

 [研究発表]
 夕顔物語の構造(その二)―乳母の視点から― 吉海直人
 「近江荒都歌」の構造―〈見る〉者の位相― 猪股ときわ

 【6月例会】通算第107回(6月15日、早稲田大学)

 [研究発表]
 六条院の表現―語りの視点へ― 今井俊哉
 伊勢集論 日向一雅
 
 【7月例会】通算第108回(7月20日、横浜市立大学)

 [研究発表]
 『古事記』における〈語り〉の問題  斎藤英喜
 明石物語の方法―ヒロインの存在位相に着目して― 東原伸明

 【第14回大会】(8月22~24日、信州美しが原温泉「かつらぎ」)
  物語研究会・古代文学研究会合同 大会

 [研究発表]
 玉かつら―仮面性と〈内なる物語〉― 辻和良(古代研)
 薫における親意識をめぐって―宇治十帖論のために― 植田恭代
 赤のフォークロア 深沢徹
 「夜の寝覚」における草木表現をめぐって 菊池成子

 [シンポジウム]
 大鏡の語りの視点―菩提講の意味するもの― 小峯和明
 源氏物語の召人視点 三田村雅子
 「若菜上」巻の〈詩線〉 宗雪修三

 【10月例会】通算第109回(10月19日、成城大学)

 [研究発表]
 『逢坂越えぬ権中納言』攷―物語合を軸として― 阿部好臣
 本院侍従集…その虚構空間 伊藤一男

 【11月例会】通算第110回(11月30日、國學院大学)

 [研究発表]
 「語り手」の発生 長谷川政春
 紅梅巻の機能―『源氏物語』宇治の物語論のための断章― 神野藤昭夫

 【12月例会】通算第111回(12月21日、早稲田大学)

 [研究発表]
 『源氏物語』「夕霧」の源泉
  ―主として漢詩の側から見た平安朝の「霧」について― 佐藤信一

 [合評会]
 兵藤裕己[著]『語り物序説』 土方洋一・石井正己
 藤井貞和[著]『物語の結婚』 大林道子・安藤亨子

 【1月例会】通算第112回(1月18日、國學院大学)

 [研究発表]
 ジュラ―ル・ジュネット『物語のディスクール』を紹介する ルイス・クック
 『吹上』論序説 住谷智

 【2月例会】通算第113回

 [合評会]
 沢田正子[著]『枕草子の美意識』 小森潔・三田村雅子
 小峯和明[著]『今昔物語集の形成と構造』 前田雅之・阿部好臣

 【3月例会】通算第114回(3月15日、東京学芸大学)

 [研究発表]
 『浜松中納言物語』転生論 神田龍身
 朝顔の巻の読みと視点 原岡文子

 ■1984年度(昭和59) 年間テーマ“語りの視点”

 【4月例会】通算第96回(4月21日、早稲田大学)

 [研究発表]
 年間テーマ〈視点〉について『物語文学の〈視点〉』
  ―多視点と遠近法あるいは近代的主体批判― 三谷邦明

 [合評会]
 吉海直人[著]『源氏物語研究〔而立篇〕』  神野藤昭夫・安藤亨子・藤井貞和

 【5月例会】通算第97回(5月19日、東京学芸大学)

 [研究発表]
 乞食者考―『袋草子』希代歌からの報告― 久富木原玲

 [討論]
 年間テーマ『視点』今井源衛論文をめぐって 末沢明子・渡辺泰宏

 【6月例会】通算第98回(6月16日、早稲田大学)

 [研究発表]
 「御法」巻考―紫上の死の予感とその周辺― 鈴木克昭
 源氏物語における「憂し」と「心憂し」―主体と語りの視点をめぐって― 北川真理

 【7月例会】通算第99回(7月21日、早稲田大学)

 [研究発表]
 作品世界を見ること―語り手と視点の一体化について― 土方洋一

 [合評会]
 山口仲美[著]『平安文学の文体の研究』 三田村雅子・神田龍身
  
 【第13回大会】(8月26~28日、国民宿舎鳳来寺宿坊山荘)
  物語研究会・古代文学研究会合同 大会

 [研究発表]
 薫独詠歌の詠出背景 松井健児
 擬古物語の擬古演出―松浦宮物語を資料として― 神尾暢子
 口承物語論 石井正己
 源氏物語の作中詠歌における“歌枕”をめぐって 乾澄子
 蜻蛉日記下巻の変様―夢の記述をめぐって― 深沢徹

 [シンポジウム]「視点」
 (司会:関根賢司)
 帚木三帖の物語の視点―雨夜の品定の論理と光源氏の相対化― 日向一雅
 狭衣物語の〈視点〉 大久保(古代研)
 『はいずみ』の位相―視線を挺子に― 阿部好臣

 【10月例会】通算第100回(10月27日、跡見学園女子大学) 

 [研究発表]
 光源氏と藤壺 伊藤好英
 玉鬘十帖をめぐって 鈴木日出男

 【11月例会】通算第101回(11月24日、早稲田大学)

 [研究発表]
 対立と媒介の視点―蜻蛉・手習・夢浮橋のばあい― 小林正明
 若紫巻をめぐって 原岡文子

 【12月例会】通算第102回(12月22日、牛込会館)

 [研究発表]
 「もののけ」の出現 室根淳子

 [合評会]
 長谷川政春[著]『紀貫之論』 末沢明子・渡辺泰宏

 【1月例会】通算第103回(1月19日、國學院大学)

 [研究発表]
 竹取物語の主題論にむけて―始祖かぐや姫と公権力― 小嶋菜温子
 今昔物語集の表題と物語 小峯和明

 【3月例会】通算第104回(3月16日、聖心女子大学)

 [研究発表]
 夢浮橋巻の「愛執の罪」をめぐって 北川真理
 微視的視点論の可能性―物語言説論のための序章― 三谷邦明

 ■1983年度(昭和58) 年間テーマ“方法としての〈引用〉”

 【4月例会】通算第86回(4月16日、横浜市立大学)

 [研究発表]
 正頼の物語としてのあて宮求婚譚 住谷智
 伊勢物語の方法―〈暗示〉と〈虚構〉の章段をめぐって 渡辺泰宏

 【5月例会】通算第87回(5月14日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 儀制歌としての神楽歌表現構造―内侍所御神楽・採物をめぐって― 馬場光子
 もう一度古注の復権
  ―源氏物語における引き歌表現と新古今集的方法― マーク・ハービソン

 【6月例会】通算第88回(6月26日、東京学芸大学鷹野荘)

 [研究発表]
 源氏物語の同語反復表現 池田節子
 〈逆照射〉の方法=源氏物語構造論のうち―廃太子事件想定の可否― 阿部好臣

 【7月例会】通算第89回(7月16日、エスペラント会館)

 [研究発表]
 手習巻のインターテクスチュアリティ 小林正明

 [合評会]
 日向一雅[著]『源氏物語の主題』 神野藤昭夫

 【第12回大会】(8月24~26日、静岡県職員会館)
  物語研究会・古代文学研究会合同 大会

 [研究発表]
 大鏡における語りの姿勢―推量の助動詞を契機として― 長村徳子(古代研)
 〈忠こそ物語〉考 安藤亨子
 宇治十帖の空間―昔・建物・女房たち― 三田村雅子
 狭衣物語の構成 野村倫子(古代研)

 [シンポジウム]「方法としての引用」
 (司会:河添房江)
 『狭衣物語』の天照神信仰を読む―テクスト外引用の可能性― 井上真弓
 和泉式部日記の引歌表現 磯村清隆(古代研)
 方法としての引用 藤井貞和

 【10月例会】通算第90回(10月1日、早稲田大学)

 [研究発表]
 本文批判のイロハ 三角洋一

 [討論]
 なぜ“引用”か 三谷邦明・藤井貞和・小林正明

 【11月例会】通算第91回(11月19日、エスペラント会館)

 [研究発表]
 大鏡の叙述意識について―「世の人」など― 竹内宇生

 [合評会]
 『物語研究』第4号 大倉比呂志・原岡文子・吉海直人

 【12月例会】通算第92回(12月17日、公立学校共済組合目白宿泊所うづら荘)

 [研究発表]
 中世における竹取物語と竹取説話をめぐって 河添房江
 うつほ物語の唱和歌について 網谷厚子

 【1月例会】通算第93回(1月21日、早稲田大学)

 [研究発表]
 平安時代女性貴族の一生を考える 原国人

 [合評会]
 林田孝和[著]『王朝人の精神史』 斉藤英喜・原岡文子

 【2月例会】通算第94回(2月18日、日本教育会館)

 [研究発表]
 夕霧試論 佐藤雅子
 六条院の造営序説―四季の殿舎を中心として― 佐伯雅子

 【3月例会】通算第95回(3月17日、早稲田大学)

 [研究発表]
 和歌をよむこと 兵藤裕己
 速総別王の歌をめぐって―短歌(謡)の構造― 猪股ときわ

 ■1982年度(昭和57) 年間テーマ“インター・テクスチュアリティ”

 【4月例会】通算第76回(4月17日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 六条院世界の成立について 日向一雅
 須磨流離の表現構造 三谷邦明

 【5月例会】通算第77回(5月15日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 中世物語における「引用」の意味 長谷川政春
 古代和歌表現史論 吉野樹紀

 【6月例会】通算第78回(6月19日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 〈名〉と〈名〉を背くもの―枕草子類聚章段の性格― 三田村雅子
 作品からテキストへ―テキストから作品へ ノーマ・フィールド

 【7月例会】通算第79回(7月17日、早稲田大学)

 [研究発表]
 源氏物語の病―第二部を中心に― 安藤亨子

 [合評会]
 高橋亨[著]『源氏物語の対位法』
 古橋信孝[著]『古代歌謡論』

 【第11回大会】(8月29~31日、五色台国民休暇村)
  物語研究会・古代文学研究会合同大会

 [研究発表]
 若菜の時間・その方法 植田恭代
 柏木と猫 神田洋
 伊勢物語の老翁章段 神尾暢子
 源氏物語における世界認識の様相―“世の常の人”を視点として― 飯沼清子
 「宇治十帖」の表現―浮舟入水をめざして― 野村倫子
 深層への振幅―宇治十帖構造試論― 阿部好臣

 【10月例会】通算第80回(10月16日、東京女子大学短期大学部)

 [研究発表]
 六条御息所小考―「見る」ことを起点として― 原岡文子

 【11月例会】通算第81回(11月20日、エスペラント会館)

 [研究発表]
 『竹取物語』の位相―方法としての表現史― 斉藤英喜
 竹取物語の和歌 鈴木日出男

 【12月例会】通算第82回(12月18日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 桐壷帝をめぐって 室城秀之

 [シンポジウム]
 引歌 井上真弓
 準拠 日向一雅
 典拠 三田村雅子

 【1月例会】通算第83回(1月22日、東京女子大学短期大学部)

 [研究発表]
 源氏物語の「過去」―第一部から若菜上下巻へ― 吉井美弥子

 [シンポジウム]「インターテクスチュアリティ」
 物語・言語・読者―引用論にむけて― 小林正明
 引用とメタファー―源氏物語桐壷巻をめぐって 三谷邦明

 【2月例会】通算第84回(2月19日、東京女子大学短期大学部)

 [研究発表]
 栄華物語の語りの方法―巻一月の宴を中心に 網谷厚子
 薫と宇治―「客人」という呼称をめぐって 北川真理

 【3月例会】通算第85回(3月19日、東京女子大学短期大学部)

 [研究発表]
 住吉物語について 板垣直樹
 狭衣物語の引用断面―「夢のわたりの浮橋」の解釈をめぐって― 井上真弓

 ■1981年度(昭和56) 年間テーマ“物語における中世―鎌倉時代物語をよむ”

 【4月例会】通算第65回(4月25日、国立オリンピック記念青少年総合センター)

 [研究発表]
 初期物語成立史階梯=文人と物語 渡辺秀夫
 『風葉和歌集』を読む 三田村雅子

 【5月例会】通算第66回(5月16日、早稲田大学)

 [研究発表]
 話題連接の詞―表現史への試み 伊藤一男
 俳諧歌考 久富木原玲

 【6月例会】通算第67回(6月20日、早稲田大学)

 [研究発表]
 石清水物語を読む 長谷川政春
 物語方法論について 岡田英樹

 【7月例会】通算第68回(7月25日、国立オリンピック記念青少年総合センター)

 [研究発表]
 京極為兼の歌観―「心」「思ふ」と抒情の未完― 渡部泰明
 太平記 兵藤裕己

 【第10回大会】(8月25~27日、相模大山・大住旅館)

 [研究発表]
 浜松中納言物語と唐物語―物語の周辺― 小峯和明
 橋姫物語の史的考察―源氏物語背景論として― 吉海直人
 浮舟入水―草子地の関与― 野村倫子
 「院」と「帝」(二)―二部の朧月夜登場をめぐって― 辻和良
 風葉和歌集について 志方澄子
 袋草紙輪読についての報告 神田洋
 試論・桜花観の系譜 藤本宗利
 三人法師について 関根賢司

 【9月例会】通算第69回(9月19日、早稲田大学)

 [研究発表]
 「風に紅葉」の物語の成立 安藤亨子
 宇治十帖自閉の構造―招魂・竹取・長恨歌― 小林正明

 【10月例会】通算第70回(10月31日、早稲田大学)

 [研究発表]
 〈雑〉の概念史 小嶋菜温子
 源氏物語の象徴詞 山口仲美

 【11月例会】通算第71回(11月21日、早稲田大学)

 [研究発表]
 うたたね草子論 阿部好臣
 結婚とうた 石井正己

 【12月例会】通算第72回(12月19日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 源氏物語・ゆかりの女君の系譜 土方洋一

 [合評会]
 『物語研究』第3号

 【1月例会】通算第73回(1月24日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 物語のテクスト論にむけて 高橋亨
 インターテクスチュアリティについて ルイス=クック

 【2月例会】通算第74回(2月20日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 御所本「住吉物語」試論―琴の役割を中心に― 吉海直人
 花の比喩表現の系譜―源氏・寝覚・栄華― 河添房江

 【3月例会】通算第75回(3月20日、早稲田大学)

 [研究発表]
 説経『さんせう大夫』の文体 古橋信孝
 語り物音読論 兵藤裕己

 ■1980年度(昭和55) 年間テーマ“歌と語りの構造”

 【4月例会】通算第55回(4月20日、エスペラント会館)

 [研究発表]
 『本朝麗藻』の詩宴 佐伯雅子
 作り物語の発生について 三上満

 【5月例会】通算第56回(5月24日、早稲田大学)

 [研究発表]
 『三人法師』の〈語り〉をめぐって 阿部好臣
 〈語り〉の構造 長谷川政春

 【6月例会】通算第57回(6月22日、新宿勤労福祉会館)

 [研究発表]
 『狭衣物語』の構造私論―狭衣の果たした役割をめぐって― 井上真弓
 源氏物語的表現についての試論―“さいはひ”“幸人”をめぐって― 末沢明子

 【7月例会】通算第58回(7月20日、新宿文化センター)

 [研究発表]
 幻巻の主題と方法 神野藤昭夫

 [合評会]
 『物語研究』2号
   (司会:阿部好臣)

 【第9回大会】(8月25~27日、南淡路国民休暇村)

 [研究発表]
 光源氏論への一視点―家の意志と王権と― 日向一雅
 漢語使用と人物設定―虫めづる姫君の表現行動― 神尾暢子
 空船譚の拡散 糸井通浩
 紫式部日記の叙述機制―サーカスのアナロジーから― 深沢徹
 軍記物語の〈語り〉について 宗雪修三

 [シンポジウム]「歌と語りの構造」
 歌垣的発想の可能性 増田茂恭
 語る歌・語られる歌 伊藤一男
 同化と思いやりについて 三田村雅子
 今昔物語集の〈物語〉について 小峯和明
 しんとく丸論 生井武世

 【10月例会】通算第59回(10月25日、早稲田大学)

 [研究発表]
 源氏物語のエロティシズム―女性の人物容姿と逢瀬と― 中村紳一
 源氏物語における夜居の僧都―その位置と役割― 飯沼清子

 【11月例会】通算第60回(11月15日、早稲田大学)

 [研究発表]
 源氏物語の方法―「ついで」という言葉を手懸りとして― 石井正己
 二条東院から六条院へ 原岡文子

 【12月例会】通算第61回(12月20日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 源氏物語の「夕(ゆふべ)」ノート 河添房江
 私説伊勢物語―初段・六十五段そして六十九段― 原国人

 [合評会]
 関根賢司[著]『物語文学論』 阿部好臣・三谷邦明

 【1月例会】通算第62回(1月17日、国立オリンピック記念青少年総合センター)

 [研究発表]
 隠れ蓑物語を求めて
  ―古物語の復原あるいは古注の解釈をめぐって― 三谷邦明
 しのびね物語 大倉比呂志

 【2月例会】通算第63回(2月21日、国立オリンピック記念青少年総合センター)

 [研究発表]
 『あまのかるも』論の試み 室城秀之

 【3月例会】通算第64回(3月21日、国立オリンピック記念青少年総合センター)

 [研究発表]
 『恋路ゆかしき大将』について 深沢徹
 『とはずがたり』文化論 ツベタナ・クリステワ

 ■1979年度(昭和54) 年間テーマ“〈語り〉の構造”


 【4月例会】通算第45回(4月15日、都立白鷗高校)

 [テーマ発表]
 「語り」その周辺 原国人
 「浮舟」の巻における〈話声〉の問題 アマンダ・スティンチクム

 【5月例会】通算第46回(5月20日、勤労青少年の家)

 [自由発表]
 「空ぞみらるる」私考 長尾有里子
 『浜松中納言物語』論 神田龍身

 【6月例会】通算第47回(6月7日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 物語文学における〈語り〉 土方洋一

 [合評会]
 『物語研究』(創刊号) 高橋亨・石原昭平

 【7月例会】通算第48回(7月7日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 光源氏の御祖母―二条院の出発― 原岡文子
 無題 成嶋国彦

 【第8回大会】(8月29~31日、高山)

 [シンポジウム]
 「見ること」と「語ること」―宇津保物語を起点に― 三田村雅子
 今昔物語集の語り 小峯和明

 [研究発表]
 浜松中納言物語の位置 安藤亨子
 虫麿から物語へ―物語発生の意味をめぐって― 阿部好臣
 『蜻蛉日記』における〈作者〉の位相 深沢徹

 【10月例会】通算第49回(10月9日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 負の時間 パートⅡ 小嶋菜温子
 年間テーマ「〈語り〉の構造」の可能性=〈語り〉と〈書くこと〉= 三谷邦明

 【11月例会】通算第50回(11月18日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 大鏡の構造と語り手の機能 竹内宇生
 「かがり火」「野分」「夕霧」「東屋」―死者の〈語り〉をめぐって― 藤井貞和

 【12月例会】通算第51回(12月8日、エスペラント会館)

 [研究発表]
 「三巻本枕草子」の構成について 伊達佳弘
 『懐風藻』『凌雲新集』『経国集』に表われた「桜花」の詩をめぐって 半谷芳文

 【1月例会】通算第52回(1月20日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 ことばの調伏 伊藤一男
 〈語り〉の構造へ 関根賢司

 【2月例会】通算第53回(2月8日、世田谷区立代沢福祉会館)

 [研究発表]
 光源氏論への一視点―家の遺志と王権と― 日向一雅
 宇治八宮の心情とその遺言 丸田節子

 【3月例会】通算第54回(3月23日、学芸大学二十周年記念館)

 [研究発表]
 物語・語り物と本文(テキスト) 兵藤裕己

 ■1978年度(昭和53) 年間テーマ“物語文学における〈語り〉”

 【4月例会】通算第35回(4月9日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 藤原敦忠像の形成 曽根誠一
 禁忌と結婚 藤井貞和

 【5月例会】通算第36回(5月14日、新宿勤労青少年の家)

 [研究発表]
 時間論―竹取物語を材料に― 阿部好臣
 「ゆくへしらぬ」時間の淵源をもとめて―「山おろしに~」を手がかりに― 小嶋菜温子

 【6月例会】通算第37回(6月11日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 怨みと鎮魂―源氏物語への一視点― 日向一雅
 女源氏の意味―源氏物語の女三宮を中心に― 長谷川政春

 【7月例会】通算第38回(7月9日、学士会館)

 [研究発表]
 伊勢物語の時間的表現 安藤亨子
 「源氏物語」螢巻物語論場面の論理 神野藤昭夫

 【第7回大会】(8月23日、高野山)

 [研究発表]
 源氏物語における〈語り〉の構造
  ―〈話者〉と〈語り手〉あるいは「草子地」論批判のための序章― 三谷邦明
 説教節「愛護若」について 長谷川政春
 〈語りと時間〉報告 神野藤昭夫
 落窪物語―話型と話型を破壊するものと― 室城秀之

 【10月例会】通算第39回(10月8日、学士会館)

 [研究発表]
 『かげろう日記』をかゝせたもの
  ―近江関連記事の作品内部における機能をめぐって― 深沢徹
 『紫式部日記』冒頭部分の再検討 久保朝孝

 【11月例会】通算第40回(11月12日、勤労青少年の家)

 [研究発表]
 『狭衣物語』の時間と表現 三田村雅子
 『狭衣物語』における「飛鳥井」「常磐」について
  ―飛鳥井女君の造型と物語の方法への言及― 山下真弓

 【12月例会】通算第41回(12月27日、学士会館)

 [研究発表]
 始原とやらの語り 阿部好臣
 歴史物語の〈語り〉―「大鏡」と「栄華物語」とを材料にして― 杉山英昭
 「語り」の問題二・三 藤井貞和

 【1月例会】通算第42回(1月21日、勤労青少年の家)

 [シンポジウム]
 藤壼密通事件の罪 長谷川政春

 【2月例会】通算第43回(2月18日、エスペラント会館)

 [テーマ発表]
 物語文学における〈語り〉の構造
  ―〈語り〉における主体の拡散化あるいは
  物語文学における本文(テキスト)分析の可能性― 三谷邦明

 【3月例会】通算第44回(3月11日、勤労青少年の家)

 [自由発表]
 栄花物語箋注 高田信敬
 和泉式部集―「観身岸額離根草」の歌群について― 中島重子

 ■1977年度(昭和52) 年間テーマ“時間と空間”

 【4月例会】通算第29回(4月17日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 蜻蛉日記上巻の時間について 曽根誠一
 宇津保物語の成立史断片―国ゆづりの巻の史実から―  原国人

 【6月例会】通算第30回(6月12日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 物語的視点の導入―〈超越的視点〉の意味― 大倉比呂志
 招魂と鎮魂―篁物語の一節臆談― 石原昭平

 【第6回大会】(8月28~30日、志摩国民休暇村)

 [研究発表]
 藤壺物語の周辺 小田切文洋
 源氏物語の装束叙述―正篇をめぐって― 杉山英昭

 [シンポジウム]「時間と空間」
 《歌語り・冒頭・けり》報告その後 阿部好臣
 時間性及び空間性―散文和歌混合形態における― 村川和子
 時間と空間 長谷川政春

 【10月例会】通算第31回(10月16日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 説話の構造 小峯和明
 『源氏物語』の初期についての一観点 土方洋一

 【12月例会】通算第32回(12月26日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 「宿木」の巻の語りについて―中君の物語をめぐって― 原岡文子
 寝覚の発端への一考察 河添房江

 【2月例会】通算第33回(2月19日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 『今とりかへばや』論 神田龍身
 怨霊思想の二面性について 長尾有里子

 【3月例会】通算第34回(3月12日、江戸川公園)

 [研究発表]
 宇津保物語の〈時間〉―年中行事の方法をめぐって― 三田村雅子

 
■1976年度(昭和51) 年間テーマ“語りと類型”

 【4月例会】通算第24回(4月11日、本郷学士会館)

 [研究発表]
 『落窪物語』の成立について 原国人
 源氏物語と密通 大畑とき子

 【6月例会】通算第25回(6月13日、本郷学士会館)

 [研究発表]
 紫式部日記―負の相乗性― 小嶋菜温子
 入水譚の問題点―年間テーマのうち― 神野藤昭夫

 【第5回大会】(8月25~27日、本郷学士会館)

 [研究発表]
 枕草子の年中行事 三田村雅子
 柏木と時代性 藤井貞和
 大和物語の一性格 広田収
 時代論としての歌物語 段上修二

 【10月例会】通算第26回(10月10日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 狭衣物語試論 平井仁子
 浮舟物語主題攷―死と蘇生を軸として― 阿部好臣

 【12月例会】通算第27回(12月12日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 無名草子の松浦宮物語評言について 豊島秀範
 狭衣物語における時間と空間考 村川和子

 【2月例会】通算第28回(2月18日、都立白鷗高校)

 [研究発表]
 物語の叙述態度と主人公 末沢明子
 源氏物語の「恥」をめぐって 日向一雅
 物語文学の〈時間〉と〈空間〉―時間の構造化を中心に― 三谷邦明

 ■1975年度(昭和50) 年間テーマ“物語の型”

 【4月例会】通算第19回(4月13日、豊島青年館)

 [研究発表]
 〈継子虐め譚〉―玉鬘十帖を軸に― 阿部好臣
 虚構(つくりもの)としての枕草子 三田村雅子

 【6月例会】通算第20回(6月8日、豊島青年館)

 [研究発表]
 帚木三帖の一問題―その成立経緯の推定へ― 神野藤昭夫
 《物語の型》本地物 長谷川政春

 【第4回大会】(8月25~27日、立命館大学蓬莱セミナーハウス)

 [研究発表]
 継子と申し子 広田収
 宇津保物語俊蔭巻の時間 安藤亨子
 相応和尚と愛宕山の太郎坊―説話の歴史― 小峯和明

 [シンポジウム]「物語の型」
 (司会:高橋亨)
 隠び妻説話と竹取物語 増田茂恭
 物語の型といふこと 関根賢司
 幻想の類型 藤井貞和

 【10月例会】通算第21回(10月12日、本郷学士会館)

 [研究発表]
 竹取物語論の可能性 大森純子
 語りと類型―年間テーマに沿って― 三谷邦明

 【12月例会】通算第22回(12月14日、私学会館)

 [研究発表]
 物語の発生についての覚書 古橋信孝
 異郷説話びついて―浦島説話を中心に― 石原昭平

 【2月例会】通算第23回(2月8日、私学会館)

 [研究発表]
 「枕草子」実録的章段(日記的章段)の笑いについて 鳴野文子
 語りと類型・本地物 長谷川政春

 ■1974年度(昭和49) 年間テーマ“物語における古代と中世”

 【4月例会】通算第14回(4月21日、豊島青年館)

 [研究発表]
 擬古物語の一系譜―「しぐれ」のことなど― 神野藤昭夫
 宇津保物語の重複問題について 須見明代

 【6月例会】通算第15回(6月9日、豊島青年館)

 [研究発表]
 物語の発生 長谷川政春
 物語の発生―国家・虚構・物語― 三谷邦明

 【第3回大会】(8月26~27日、奥多摩御岳山荘)

 [研究発表]
 仮称「忠こそ物語」存在の可能性 阿部恵子
 平安王朝の年内立春―古今巻頭歌の史的背景 神尾暢子
 藤壺の形成 日向一雅
 竹取物語の神話構造 藤井貞和

 [シンポジウム]「物語における古代と中世」
 (司会:渡辺秀夫)
 物語における古代と中世 関根賢司
 物語における古代と中世 神野藤昭夫

 【10月例会】通算第16回(10月13日、豊島青年館)

 [研究発表]
 伊勢集の一位相―贈答歌処理と物語化 長尾有里子
 色好み論 高橋亨

 【12月例会】通算第17回(12月7日、完之荘〈大隈会館内〉)

 [研究発表]
 入水譚―その成立と文芸意識― 林田孝和
 源氏物語夕霧の巻について 安藤亨子

 【2月例会】通算第18回(2月9日、豊島青年館)

 [研究発表]
 紀長谷雄について―漢文伝奇作品をめぐって― 渡辺秀夫
 冥府下りの文学(年間テーマ「物語の類型」のうち) 三谷邦明

 [合評会]
 原国人[著]『伊勢物語成立とその世界』 長谷川政春・松田喜好

 ■1973年度(昭和48) 年間テーマ“物語にとって説話とは何か”

 【4月例会】通算第9回(4月8日、豊島青年会館)

 [研究発表]
 阿闇梨と八宮―道心の糸― 鴨野文子
 室町時代の物語について―物語文学事典のために― 藤井貞和

 【6月例会】通算第10回(6月10日、豊島青年館)

 [研究発表]
 澪標の巻の一問題 鈴木信好
 国史薨卒伝記をめぐって―業平伝記解補闕― 渡辺秀夫
 歴史と文学の間隙 原国人

 【第2回大会】(8月25~26日、奥多摩御岳山荘)

 [研究発表]
 宇治十帖の「こと多し」をめぐって 池田和臣
 大和物語の一説話について 林松夫
 浦島太郎のはなしについて 安藤亨子
 熊野本地の物語 長谷川政春

 [シンポジウム]「物語にとって説話とは何か」
 (司会:藤井貞和)
 〈説話〉と〈物語〉 高橋亨
 〈説話〉と〈物語〉 石原昭平

 【10月例会】通算第11回(10月14日、豊島青年館)

 [研究発表]
 書かれなかった女楽―源氏物語の方法― 大畑とき子
 平家物語の方法―巻十一「大臣殿誅」をめぐって― 大洋和俊

 【12月例会】通算第12回(12月9日、豊島青年館)

 [研究発表]
 若菜巻の人物構図をめぐって 石津はるみ

 [講演]
 源氏物語について 金田元彦 *都合により中止

 【2月例会】通算第13回(2月10日、豊島青年館)

 [研究発表]
 宇津保物語の場面転換について 豊島秀範
 源氏物語を結ぶもの「まことや」 阿部好臣

 ■1972年度(昭和47) 年間テーマ“『源氏物語』―作品論への試み”

 【4月例会】通算第4回(4月16日、高円寺青年会館)

 [研究発表]
 歌物語と物語の接点 木村行幸
 物語のはじめ 安藤亨子

 【6月例会】通算第5回(6月11日、高円寺青年会館)

 [研究発表]
 木曾義仲の終焉 大洋和俊

 [合評会]
 藤井貞和[著]『源氏物語の始原と現在』 鈴木信好・関根賢司・長谷川政春

 【第1回大会】(8月27~28日、奥多摩御岳山荘)

 [研究発表]
 物語における万葉歌の継承と展開 林田孝和
 伊勢物語小論 長谷川政春
 源氏物語の場面描写―一時的端役の効果的な使い方をめぐって― 沢田正子
 明石上物語の位置―桐壺との関わりに於いて― 阿部好臣
 しのびね物語考 神野藤昭夫

 [シンポジウム]「源氏物語―作品論への試み―」
 光源氏像の一端―賢木の巻の「御癖」を手がかりに― 石津はるみ
 源氏物語と仏教思想―宇治の阿闇梨を中心に― 中哲裕
 作品とその意味=解釈あるいは紫式部の文学の方法= 三谷邦明

 【10月例会】通算第6回(10月8日、豊島青年会館)

 [研究発表]
 狭衣物語における幽玄美の一端―「心深し」をめぐって― 村川和子
 源氏物語第一部のめざすもの 鈴木日出男

 【12月例会】通算第7回(12月10日、豊島青年会館)

 [研究発表]
 宇津保物語・初秋の巻について 須見明代

 [講演]
 源氏物語の語り手 小西甚一

 【2月例会】通算第8回(2月11日、豊島青年会館)

 [研究発表]
 帚木・空蝉・夕顔の巻の物語試論―方法と論理― 日向一雅
 大い君の死―総角の巻の方法― 関根賢司

 ■1971年度(昭和46) 年間テーマ“物語と和歌”

 【10月例会】通算第1回(10月17日、小学館講堂)

 [シンポジウム]「物語と和歌」
 (司会:関根賢司)
 鈴木日出男・長谷川政春・松田喜好・村川和子

 【12月例会】通算第2回(12月12日、高円寺青年館)

 [研究発表]
 伊勢物語成立史断片―藤原常行をめぐって― 原国人
 源氏物語と日本紀―夕霧・八の宮を中心に― 関根賢司
 異郷論の試み―物語の時間の成立― 藤井貞和

 【2月例会】通算第3回(2月13日、高円寺青年会館)

 [研究発表]
 物語の文体と時間
  ―竹取物語から源氏物語に至る場面描写の絵画性を視座として― 高橋亨
 狭衣物語私論 加納重文


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